シャンパン片手に、ほろ酔いデートがしたい！幸福感で満たされるフレンチの名店へ[東京カレンダー

成熟した大人同士なら、都心の中でもこなれたエリアが心地いい。

今回は、知る人ぞ知る人形町の名店で、リラックスしたほろ酔いデートが叶うフレンチを紹介する。

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※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。

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カウンターは4席のみ！シェフズテーブルは特等席

古い町並みが風情漂う人形町は、地に足着いた大人が多く、大衆から高級まで“いいもの”を知る者たちが贔屓にする美食店が密集している。

住宅街の路地にある、フレンチビストロ『ars』もそのひとつだ。

店内にはテーブル席もあるが、実はたった4席のカウンターが特等席。

カウンター限定のコース料理を求めて、連日予約で一枚板の席が埋まる。

高さの異なるペンダントライトや和テイストの壁のクロスなど、空間にも“心地よいちぐはぐ”を演出。

8席あるテーブル席はメニューが異なり、1,000円以下の料理もそろうカジュアルなビストロとして楽しめる。

コース序盤に登場する季節で変わる前菜は、鯛だしとレモンのジュレを合わせた桑名産の蛤や、名古屋コーチンのムースのコロッケ、竹炭のチュールなど。

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オーナーシェフの髙木和也さんは、西麻布『レフェルヴェソンス』や新橋『ラ・フィネス』をはじめ、ホテルやビストロ、グランメゾンなど、あらゆる業態でフランス料理の技術と哲学を学び独立。

スペシャリテの「オマール海老のパイ」は、レシピは直球のクラシカルなフレンチだが、盛り付けはモダン。

カウンターコース限定で味わえるスペシャリテの「オマール海老のパイ」。

こんがり焼いたザクザクのパイ生地の中に、ホタテのムースとオマール海老の身がゴロッと入った逸品。

ともに「ムニュ・スーヴニール」9品（11,000円）より。

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繰り出される料理はどれも美しく、王道のメニューも期待値を超えるクオリティで舌を喜ばせる。

カウンターで本格的なコースを堪能する、店のコンセプトでもある“心地よいちぐはぐ”が、リラックスしつつもちょっと特別な気分を添えてくれる。

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立ち上るシャンパンの泡とともに、大切な人への気持ちも高まっていく

泡のボトルは5,300円～、シャンパンは9,800円～。カウンターのコース料理に合わせるペアリングセットは6種7,000円～

ワイン好きの髙木さんがセレクトするワインは、クラシックから自然派まで幅広くラインナップ。シャンパンだけでも約30種類あり、バイザグラスは1,800円〜とカジュアルな価格帯。

キッチンのライブ感やシェフとの会話も楽しめ、近所のワインバルを訪れたような感覚で肩の力を抜いて過ごせるのも魅力だ。

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気取らず、でも味は妥協せず、シャンパンとフレンチを心ゆくまで楽しみたい。

『ars』は、そんな大人なふたりが親密な時間を過ごせる一軒だ。

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