20代後半から30代にかけて訪れる、クオーターライフ・クライシス(通称:QLC)。
これは人生について思い悩み、若さだけが手の隙間からこぼれ落ちていくような感覚をおぼえて、焦りを感じる時期のことだ。
ちょうどその世代に該当し、バブルも知らず「失われた30年」と呼ばれる平成に生まれた、27歳の女3人。
結婚や仕事に悩み、揺れ動く彼女たちが見つめる“人生”とは…?
▶前回:交際4年でも結婚できず、仕事にも夢中になれない女。起業した元同期の男と2人きりで食事した結果…
結婚して幸せだったはずの女・遥(27)の場合
「翼くん、行ってらっしゃい」
「はーい!行ってきます」
月曜8時。夫の朝食を準備し、送り出すところから私の1日は始まる。
翼を見送った後は掃除機をかけて、洗濯機を回す。そしてのんびりと洗い物をしながらテレビを見たり、気が向いたらSNSを更新したり…。
自分が働いて......
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この記事へのコメント
なぜ翼にばかり求めるの?
ダブルインカムなら今より収入は確実に増えるよね。
タワマンに住めるほどかはわからないけど。
でも永遠に上には上がいるから遥みたいに隣の芝生は青いタイプは永遠に満たされないかもね。
タワマンに住んだところで、アドレスや階を気にしそう。