レストランに集う男女の“リアル”なシーンを追い求め、色っぽさ、生々しさ、臨場感……。
本来ならば写ることのない空気感を切り取ることに徹底的にこだわる手法を取り入れてきた。
通常、雑誌の撮影は被写体が奇麗に見えるようにしっかりとライティングをし、モデルは目線をカメラに向け、“作り上げた美しい状態”を写真に収めるのがセオリー。
だが弊誌の手法は、その真逆。実際のディナーシーンは夜なのだから暗くムーディに撮り、男女とも目線はいらない。
むしろ、リアルなデートシーンを写し取るには、隠し撮り風にしたほうがいい。そのほうが、本物の“リアリティ”に近い。
そういう発想で、既存の撮影規範を超えたシューティングをしている。
窓越し、ミラー越し、道路の反対側から……など被写体の手前に障害物を入れて隠し撮りのようにするのも定番。
リアルさを追求した上で生まれた撮影手法のひとつだ。
写真に色っぽさを醸し出すのが男女の距離の近さ。「近づき過ぎ!」というくらいの距離で撮影すると、親密な空気が漂う。
楽し気な臨場感を出すため、ブラすことも。
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われわれは食雑誌ではあるが、レストランで過ごす時間や感情、雰囲気に至るまで、その体験を伝えたいというスタンスで毎号雑誌を世に送り出す。
そしてそこに共感してくれる読者が多かったからこそ、「#東京カレンダー風」は生まれたのではないだろうか。
今日、今も東京のいくつものレストランで繰り広げられている男女のストーリーが『東京カレンダー』の世界であるし、レストランにいる“あなた”が主人公。
あなたのレストランの過ごし方がそのまま『東京カレンダー』であり、「#東カレ風」だと思うのだ。
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