一人でも入りやすい、サクッとおでんが流行中！ハイセンスな大人が通う人気店4選(4/4)[東京カレンダー

4．一人飲みにちょうどいい。さく飲みができるおでんバー
『O'denbar うまみ表参道店』＠表参道

寒い帰り道、ちょっと優しい出汁ものを食べたくなるなんてことはよくある。

表参道で、ラフに立ち寄れるスタイルの店は覚えておきたいものだ。

店があるのは、青山通り沿いの路地を入ってすぐの場所。この提灯を目印に階段を下ると、優しい出汁の香りに迎えられる

よく行くエリアで使い勝手のいいバーを押さえておくと、何かと重宝するもの。

表参道駅至近の好立地にオープンした、さくっとバースタイルでおでんを楽しめる『O'denbar うまみ表参道店』は、青山エリアで遊ぶ大人たちにうってつけの一軒だ。

この時季は「白菜」200円や「かぼちゃ」200円など季節のおでんも登場。

1品100円～400円とリーズナブル。盛り合わせは5種700円～。

立ち飲み可能なスペースのほか、ハイスツールのカウンターとテーブル席もありヒールでも安心。

牛すじと豚角煮、香味野菜の旨みが凝縮した「おでん屋さんのうまみカレー」500円。刻み昆布マヨと鰹節のふりかけがアクセントに

今や世界共通の公用語になった和食の〝旨み〞を冠する同店。それだけに、出汁の素材や引き方には一切の妥協なし。

関西風昆布ベースの出汁は、昆布の王様とも称されるコクと香りがあふれる羅臼昆布と、上品で旨みの強い根室昆布を使用し、枕崎産の鰹節で全体の風味をまろやか仕立てに。

おでんだねにおいても、例えばさつま揚げはあっさり風味の出汁に。

たまごは濃いめにしっかり引いた出汁であらかじめ仕込み、オーダーが入ってから大きな鍋で仕上げるこだわりよう。

スタイリッシュな空間は女性ひとりでも入りやすく、おでん1品と1杯から気軽に立ち寄れるカジュアルさ。

0次会に二次会にと、この冬足繁く通うことになりそうな一軒だ。

◆

大衆向けの気軽さはそのままに、それぞれの店のこだわりやセンスが光るおでん酒場。

そんな、一人でサクッと立ち寄れる店を持つのは、粋な大人のたしなみだ。

▶このほか：じんわり深い旨味の高級魚“クエ”を、多彩なコースで味わえる和食の名店

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