野性味あふれる食材をフレンチで味わう！武井壮も注目する金メダル級の新店(1/2)[東京カレンダー

芸能界でもスポーツ界でも、マルチに活躍する武井壮さん。

多忙を極める武井さんを労い、東カレは渋谷にある気鋭のフレンチにお招きした。

2回に渡ってお送りしている、武井壮さんの記事の後編。美食家の武井さんが注目したメニューは必見！

▶前編はこちら：港区在住の武井壮がプライベートで通う、しみじみ旨い本格和食をご紹介！

【後編】
■武井壮さんも唸った、渋谷の気鋭フレンチの魅力

※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。

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南平台の住宅街に潜む荘厳な扉の先に、最旬のフレンチがある

武井壮さんは、B級も弩級も食べ歩く〝美食家〞という一面もある。

「今はフレンチにハマっている」との噂を聞き、お招きしたのは、渋谷と代官山の中間にある高級住宅街にひっそりと佇む一軒の店。

円形の扉をくぐれば、誰かの邸宅に招かれたかのような錯覚に。その威風堂々とした佇まいに、武井さんも驚きの表情を見せた。

『神楽坂石かわ』を筆頭に星付きの名店を運営する石かわグループ。

その錚々たる顔ぶれに新たに加わったのが、2021年9月にオープンした『jinen.』だ。

厨房を仕切るのは加藤将益さん。彼もまた、北海道の三ツ星フレンチ『モリエール』、世界に名を轟かしてきたデンマークの『noma』や、その系譜である『INUA』で腕を磨いてきた28歳の才気あふれる若きシェフだ。

本物を知る大人の心をほぐす新しきフレンチ

内容は季節に応じて異なるが、メニューはおまかせコース 31,900円（10%サ別）のみ。この日のコースの〆は、特注の銅製の鍋で炊いた「松葉蟹のリゾット」

彼が過ごした地を彷彿とさせる、木の温もりとキャンドルがもたらす柔らかさに満ちた空間に集うのは、舌の超えた洗練された大人たち。

彼らが足を運ぶその理由は、〝究極的にやさしいフレンチだから〞に他ならない。

「最高峰の肉や魚というのは、誰が扱っても美味しくなるもの。素材そのものがいいですから。

でも僕はそうではない、日常で手に入れられる野菜や素材に手をかけて、最上の形に調理することこそ、料理人の腕だと思っています」。

そんなシェフの言葉からも、自信を伺うことができる。

武井さんが心を掴まれた、未体験の食感の一品とは？