柳 忠之のこの12本におまかせ Vol.10

スカッと目の覚めるようなキレと力強さがクセになる、エネルギッシュなワイン!

夏から秋へと移り変わる今のシーズンは、スカッと目の覚めるようなキレのあるワインが美味しい。

今回ご紹介する南アフリカ発の白ワインは、まさにそんな爽快感を味わえる一本。

知っていれば、ワイン通であることをアピールできるだろう!



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知ってると一目置かれる、南アフリカのワイン


柳「今年の五輪では、クラリン(担当編集の嵩倉)は、どの試合が一番記憶に残ってる?」

――そりゃあ、もちろん、卓球ですよ。水谷・伊藤ペアが宿敵中国を破り、悲願の金メダル。本気で鳥肌立ちました。

柳「そういえばクラリンは柄に似合わず、卓球プレーヤーだったね。それから、スケボーやサーフィンなど、今大会から追加された競技でも日本選手が大活躍だ。」

――都筑有夢路選手が銅メダルを取った女子サーフィンですが、銀メダルは南アフリカの選手なんですね。

アフリカってシマウマやライオンが闊歩するサバンナのイメージしかないので、メダル級のサーファーがいることに驚きました。

柳「アフリカはアフリカでも、南アフリカはその名のとおりアフリカ大陸最南端。国土の三方は海に囲まれ、ワイン生産者にもサーファーは多いよ。

それに、サバンナのごとく熱帯かというと、そんなことはない。ワイン産地が集中する西ケープ州の海沿いには、南極から冷たいベンゲラ海流が流れてるから緯度の割に涼しい。

かの有名な喜望峰の近くには……ほれっ(と、写メを見せる)。」

シマウマが野を駆け、ライオンが唸り声を上げてる印象の南アだが、喜望峰の近く、ボルダーズビーチにはケープペンギンの群れが。気候は温暖で穏やかなのだ


――きゃ〜、ペンギン!可愛い♡

柳「でしょ。実は今、一番いけてるワイン産地が南アといっても過言ではない。バーやレストランで南アのシュナン・ブランを目ざとく見つけ、嬉々として注文する女性がいたら……。」

――ほう、いたら?(ワクワク)

柳「周囲の男どもはドン引きするだろうけど、ソムリエからは一目置かれるはずだよ。」

スーパーミネラリーでハイテンションな白


――がっくし。でも、それだけワイン通に見られると?

柳「うん。東カレのワイン担当ならば、知りませんでは済まされないね。

シュナン・ブランはフランスのロワール地方を代表する白ワイン用品種だけど、南アの特殊な気候と土壌のもと、灌漑していない、古木のブッシュヴァインで育てられたシュナン・ブランからは、他に類を見ない偉大な白ワインが出来上がる。」

――ブッシュマン?あの映画の?

柳「それはニカウさん。クラリン、ほんとに何歳なの?(笑)。ブッシュヴァインとは株仕立てのこと。

シュナン・ブランのスペシャリストとして名高いクリス・アルヘイト氏が造る、この「ブルーム・リッジ」。すさまじいミネラル感とテンションだ。」

残暑を吹き飛ばすような、爽やかな一本があった!
「ALHEIT VINEYARDS Broom Ridge 2019(アルヘイト・ヴィンヤーズ ブルーム・リッジ 2019)」

南アフリカにおけるシュナン・ブランの中でも、今、大注目のワインである「ブルーム・リッジ」。実は、この2019年が初ヴィンテージとなる。8,800円/ラフィネ TEL:03-5779-0127


柳「このワインを美味しそうに飲む女性が隣にいたら……。」

――ほう、いたら?(ワクワク)

柳「逃げるね。ぜったい只者じゃないから(笑)。」

――ミネラルとかテンションとか難しいことは分かりませんが、残暑厳しい折、キリッとして爽やか。お鮨に合いそうです。

柳「いいね。平目の昆布締めとか。」

――もし平目の昆布締めに、このワインを合わせてる女性がいたら?

柳「ゴチになります。」

南ア特有の強風に強いブッシュヴァインとは?


ブッシュヴァインとは、ワイヤーを使わず、枝葉を自然のまま伸ばす仕立て方。

古木ほど樹勢が抑えられて収量は低くなり、力強い味わいのブドウが育つ。


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シュナン・ブランには、お鮨がマリアージュ


スーパーミネラリーで、キリッとキレのある飲み心地。

味わいに奥行きのあるこのワインは握りとの相性抜群。とくに平目の昆布締め、貝類とばっちりマッチ。

編集部員・嵩倉が飲んでみた!


柳先生から“ハイテンションなワイン”と聞き、まったく「?」でしたが、飲んで納得!

スカッと目の覚めるようなキレと力強さ。またひとつ、ワイン通な表現を覚えたのでした。

教えてくれたのは
ワインジャーナリスト 柳 忠之氏


世界中のワイン産地を東奔西走する、フリーのワインジャーナリスト。迷えるビギナーの質問に、親身になって答えるワインの達人。


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