火入れは6秒のみの魔法のロース！噛むほどに溢れ出す肉汁に、焼肉ラバーも骨抜き！[東京カレンダー

焼肉で真価を問われるのは、やはり「正肉」ではないだろうか？

ロースやカルビ、サーロインといったこだわりの部位がタレを纏い、食べた瞬間、本能を揺さぶる旨味が口いっぱいに広がる。

今回ご紹介する『焼肉BEAST』は、但馬太田牛の“ロース”が自慢の名店。

食べた者を夢中にさせてしまう、魅惑の逸品の美味しさに迫る！

※緊急事態宣言中の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。

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「炙り3秒ロース」1,680円。カウンター席のゲストには、スタッフが焼き場で炙って提供。テーブル席では自身で炙るのだが、「網を十分に熱くして、一気に焼くのがコツ」とのこと

高温に保たれた炭火。その上に置かれた網に、わずか“2ミリ”にスライスしたロースをのせる。

時間はメニュー名の通り、片面“3秒”ずつの計6秒。

仕上がった肉を、最後に三つ折りにすれば、極上の逸品の完成だ。

サッと炙り、折り畳むことで肉の食感を強化する

浅草の名店『本とさや』に生まれた店主・山田貴弘さんが自身の店を持つにあたり選んだのは、「しっとりやわらかな肉質で、旨みの濃い赤身と甘みを感じさせる脂を持つのが特徴です」という、兵庫県の但馬太田牛だ。

中でも自慢のロース（同店では内ももの部位を使用）は、サシがきめ細かく入り、繊細な旨みと甘みの両者がバランスよく堪能できる部位。

しかし、上質な和牛ゆえ脂の融点が低く、しっかり焼くと脂が抜け落ちてしまう。だからこそ、この厚さで3秒さっと炙るだけなのである。

三つ折りにして厚みをもたせたロースは、心地よい弾力を伴う。

噛むほどに赤身の旨さと脂の甘みが口中に広がり、さらに但馬太田牛の爽やかな香りが鼻腔を抜けていく。

極上の味わいに、ため息必至だ。

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正肉を一流の料理に昇華するタレへのこだわり！

さっぱりめの味に仕上げるもみダレ。

醤油をベースに生姜、ニンニク、秘伝の調味料を数種加えて、さっぱり目に仕上げる。

「3秒ロース」では、肉の旨みと甘みを引き立てるため、表面に軽くまとわせるだけ。

『焼肉BEAST』の「炙り3秒ロース」は、肉好きがこの逸品食べたさに通い詰めるほど大人気。

噛めば噛むほどにジュワッとあふれ出る肉の旨み、あなたもぜひ体験してみて！

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