和牛がコンビの今後を“焼肉”に例えると？クスッと笑える答えとは【WEB限定カットあり】

焼肉に例えると……噛めば噛むほど味が出る、そんなコンビになりたい

当時は正式コンビ名もなく「川西水田」として活動。しかし、初挑戦のＭ-1のエントリーに正式名が必要となり、川西さんが水田さんに電話。

ステーキ店でバイト中だった水田さんは「和牛でいいんちゃう？」と、ふと見上げたメニューにあった言葉を口にした。

それから和牛として15年。

コンビ名にかけ、自分たちを肉に例えるなら、今後どんなタイプの和牛を目指すか聞いた。


川西：お笑いをやっている時点で全員に好かれる肉は難しい。

自分が好きなので言うなら、ハラミのような肉ですね。脂が多い肉は口に入れた瞬間はガツンとインパクトがあって引きつけられる。でも、大人になるといらない脂もあります。

だから、噛めば噛むほど味が出て、年数を増すにつれてより好んでもらえる、そういったお肉に僕たちはなりたい。

東カレ：水田さん補足ありますか？

水田：質問の意味が分からなかった。

川西：そこで止まってるんかい！

水田：なので相方の言ったことをそのまま書いてもらったら。

川西：いまのを水田川西で同時に喋っている風に書いてください。

水田：そうそう、字の色変えて。

川西：KinKi Kidsの『硝子の少年』のStay with me以降みたいに……。

水田：一番ええとこはサビにして。


すでに大人が好む噛むほどに出る味を備えているように思えるが、彼らにとってその味を最も伝えられる場所はやはり舞台。「職業、漫才師」と川西さんが言う。

「漫才でメシ食っているという意識なので、そこはしっかりやっていきたい。漫才で稼いだお金で、たまにはちょっといいお店に行って、全然気にせずお会計したいですね」

水田さんも続く。

「将来、孫ができたら漫才で稼いだ金からお小遣いをあげられるようになりたい。そのときまで舞台に立ち、しっかり漫才で稼いでいたい」

未来の舞台に繋がる笑いを、今日も一途に追求していく。

【和牛の動画インタビューはこちら！】

【後編】　8/25に公開！
■和牛のおふたりが美味しさで震えた『東京食肉市場直送 肉焼屋 D-29 表参道店』の魅力
■【WEB限定】編集部は見た！和牛の撮影当日ルポ

■プロフィール
和牛　愛媛県出身の水田信二（1980年生まれ）と大阪府出身の川西賢志郎（1984年生まれ）によって2006年に結成。なんばグランド花月やルミネtheよしもとなどで舞台に立つ。『ヒルナンデス！』の水曜レギュラー。DVD「情熱大陸×和牛」が9/8発売予定。

■衣装
［水田さん］ニット 22,000円〈コラム／エストネーション TEL：0120-503-971〉、時計 1,562,000円〈ゼニス TEL：03-3575-5861〉、その他スタイリスト私物
［川西さん］ブルゾン 151,800円〈チンクワンタ TEL：050-5218-3859〉、カットソー 17,600円〈ザ インターナショナル イメージズ コレクション／ノウン TEL：03-5464-0338〉、パンツ 26,400円〈ワングラビディー／エストネーション〉、時計 1,408,000円〈ゼニス〉

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東京カレンダー最新号では、和牛のおふたりのインタビュー全文をお読みいただけます。
川西さんが語ってくれた、水田さんとの忘れられない「食の思い出」とは？

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