ごきげんよう時代を過ぎても Vol.6

不実な恋人に別れを告げる最後の夜。28歳の闇落ちお嬢様が取った、切ない行動とは?

東京には、お嬢様だけのクローズド・パラダイスが存在する。

それはアッパー層の子女たちが通う超名門女子校だ。

しかし18歳の春、外の世界に放たれた彼女たちは突如気づく。

―「お嬢様学校卒のブランド」って、令和の東京じゃ何の役にも立たない…!

ハードモードデビュー10年目。楽園から放たれた彼女たちの、物語。

◆これまでのあらすじ

大手広告代理店に勤める凛々子の秘密と、不器用な恋。そして裕福な専業主婦・文香の葛藤と再生を紹介した。

3人目・演劇ライターの美乃は、高校時代に闇落ちしていた変わり種。家庭不和から舞台鑑賞にのめりこみ、今の仕事を掴んだ。しかしプライベートでは既婚者の拓斗と付き合っていて…?

▶前回:「好きな人にソレだけはできない…」28歳・隠れ令嬢が心に決めた、哀しい逆ルール


淋しい演劇ライター・美乃の話【後編】


「美乃!ごきげんよ!!わあ、久しぶりだねえ」

広尾の通りから1本入った場所にある、西海岸風のカフェに入る。すると懐かしい同窓生・斉藤麗(レイ)がそこにいた。

「卒業以来だから10年ぶり!?相変わらず、最高にご機嫌麗しい様子ね…!」

美乃はちょっと興奮しながらテラス席......


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