西麻布の豪邸で美食体験!実力派シェフが生み出す中華に新たな可能性を見た!

昨今、中華料理店の高級化が青天井だが、西麻布の路地裏というユニークな場所に、リーズナブルに本格中華を楽しめるお店『ジーキューブ』がオープンした。

四川の達人・菰田欣也シェフの右腕を長年務めてきた、佐々シェフが作る料理に注目が集まっている!



※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。

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旧テレ朝通りと外苑西通りの中間に位置する


店は、西麻布の住宅街に佇む一軒家レストラン。

腕を振るうのは、『4000 Chinese Restaurant』の元料理長・佐々友和シェフ。

長年、四川の達人・菰田欣也シェフの右腕を務めてきた実力者だ。

気になる、この豪邸は、元々、画家が所有していたもので「人が集まる場として活用したい」と打診されたのが開店のきっかけだという。

「中華をもっと身近に」と語るシェフが作り上げた料理は創意工夫に満ちていた!

佐々友和シェフ


佐々シェフは、赤坂四川飯店でキャリアをスタート。『4000 Chinese Restaurant』で料理長を務め、菰田シェフと長く師弟関係にある。

「四川だけでなく幅広い中華料理を提供します。料理や技法は伝統の中華を守りますが、四季の香りや日本のエッセンスも加えて驚きを添えたいですね」と語る佐々シェフが生み出す料理は、その創意工夫ぶりに目を見張る逸品ばかり!

では、早速お料理を見ていこう。

「黒トリュフ小籠包」11,000円のコースより


まずは点心「黒トリュフ小籠包」からスタート!

小籠包に黒トリュフを合わせるとは…、港区にあるレストランらしい遊びが効いている。

黒トリュフを練りこんだ皮で豚肉を包んだ一品は香りの豊かさが特長。キラキラ輝いているのは、金粉とどこまでも贅沢!


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「モクズ蟹のフカヒレスープ」11,000円のコースより


そして、中華の定番・フカヒレにもひと工夫。

「モクズ蟹のフカヒレスープ」はフォアグラ(!)の茶碗蒸し入り。

中華の豪華食材の旨みが重層的に重なり、病みつきになる美味さ!

凝縮した旨みが贅沢な一品は、紹興酒がよく合う。

「桜エビの炊き込みチャーハン」11,000円のコースより


11,000円のコースの〆は「桜エビの炊き込みチャーハン」。

乾燥エビの卵をスパイスにエビのだし汁で炊き込んで、土鍋で焼き付けた、珍しい手法のチャーハン。

もちもちとした食感の米と、桜エビとの食感のコントラストも楽しい!

「胡麻香るクリーミー坦々麺」4,400円のランチコースより


また、ランチコースで楽しめる「胡麻香るクリーミー坦々麺」は、辛味を抑え発酵系の旨みを引き出した、まろやかな一品。

見た目は濃厚だが、味わいは意外にもさっぱり!

佐々シェフの料理はどれも見慣れた料理だが、その創意工夫ぶりに驚かされる。

だがこのお店、驚くのは料理だけではないんです…。

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