2021.07.02
ごきげんよう時代を過ぎても Vol.2東京には、お嬢様だけのクローズド・パラダイスが存在する。
それはアッパー層の子女たちが通う”超名門女子校”だ。
「銀のスプーンをくわえて生まれてきた」彼女たちは、その狭い楽園で思いっきり青春を謳歌する。
しかし誰もが永遠に、そのパラダイスにはいられない。18歳の春、外の世界に放たれた彼女たちは突如気づくのだ。
―「お嬢様学校卒のブランド」って、令和の東京じゃ何の役にも立たない…!
ハードモードデビュー10年目。秘密の楽園から放たれた彼女たちの、奮闘ぶりをお届けしよう。
◆これまでのあらすじ
日本屈指の名門女子校を卒業した凛々子は、大手広告代理店での仕事に忙殺され、すり減っていく日々を過ごしている。
ある夜、同級生の文香と約束したカフェに向かっていると、ひそかに思いを寄せる職場の先輩・中条が、後輩美女の有美と歩いているところを目撃してしまい…?
▶前回:お嬢様校卒・28歳の彼氏ナシ女が「私ヤバいかも」と自覚したワケ
大手代理店勤務・凛々子の話【後編】
「凛々子が自分から男の人を好きになるの、もしかして高校時代の“ヒロ君”以来じゃない?」
好意を抱いている会社の先輩・中条と、美人後輩が一緒に歩いているのを目撃してから、かれこれ1時間。凛々子は文香にさえ内緒にしていた秘密を、カフェで洗いざらい話していた。
「うわっ、ヒロ君......
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良いタイミングで誘えてよかったよ♡
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