鮮やかなオレンジ色に心が躍る!参加者を魅了するイタリアンリキュール
アペロールスプリッツを作るために必要なものは、以下の5つ。
・アペロール
・プロセッコ(辛口のスパークリングワイン)
・炭酸水
・オレンジ
・たっぷりの氷
あとは大きめのワイングラスを用意すればいい。また、作り方も簡単。
①グラスを氷で満たす
②1:1の割合で、スパークリングワイン、アペロールの順にグラスに注ぐ(この順番で注ぐことでアペロールがグラスの底に沈まず、ワインと混ざりやすくなる)
③少量の炭酸水を注ぐ
④マドラーで2回転ほど優しくステアし、スライスしたオレンジを飾る
たったこれだけで、世界標準のカクテルが作れてしまう。
「アペロールスプリッツを美味しくつくるコツは、ワイングラスにたっぷりの氷を入れることです。そして、スパークリングワインで割った後に、ほんの少しの炭酸水を加えること。このひと手間が、口当たりの良いシュワシュワとした泡を生み出します」とミケーレさん。
なるほど。そのものが美味い酒ならば、余計な小細工は無用ということなのだろう。
ミケーレさんのレクチャーの後、いよいよ東カレ倶楽部メンバーも「自宅でアペリティーボを楽しめるセット」を使って実践!
「すごい! なんてきれいなオレンジ色なの!」
グラスに注いだ瞬間、メンバーから歓声が上がる。
「見ているだけで気分が高まりますね。このオレンジ色はとにかく可愛い」(大谷さん)
「おしゃれで、簡単で、きれいで、映える。しかも美味しくて、飲みやすい。こんなお酒に出会えるなんて!」(余語さん)
「こんなに簡単に作れるカクテルなら、友達との家飲みで作れそうですね」(鈴木さん)
「炭酸はどれくらい入れるんですか? え? 25ml!? そんな少量で、味わいに差が出るなて、不思議ですね」(あづささん)
穏やかな日差し、そして鮮やかな緑に映えるオレンジ色のカクテルを手に、参加者のテンションはMAXとなり、笑顔での会話がはずむ。
「リキュールと聞いて、甘いお酒を想像していました。でも、ほんのり苦みが効いていて、それが良いアクセントになっている」(あづささん)
「すごく飲みやすいお酒ですね。添えられたオレンジが酸味を添えてくれて、とても美味しいです。これは、お酒が苦手な女性でも楽しめるお酒だと思います」(余語さん)
すかさず用意されたのは、アペリティーボの定番フードである生ハムやチーズの盛り合わせ。
イタリアではちょっとしたおつまみを載せた小皿を「チケッティ」と呼び、アペロールスプリッツと合わせて楽しむのが“日常”だ。
爽やかな甘さのあるアペロールは、塩気の効いた生ハムやチーズと相性抜群。
柑橘の爽やかさが肉料理の脂を打ち消し、ハーブの香味がチーズ特有の匂いを和らげてくれるので、香りが強い食べ物が苦手で……という向きにもおすすめ。
「こってりとしたブルーチーズと合わせると、本当に美味しい。チーズのコクをアペロールスプリッツが優しく洗い流してくれるようで、まさにベストマッチ!」(大谷さん)
「そのまま食べたらしょっぱいかも?と思うくらいのおつまみでも、アペロールスプリッツと合わせると美味しい!ってなる。食べれば食べるほど食欲が沸いてくるなんて……こんなお酒、初めてです!」(鈴木さん)
ちなみにオレンジ色には、食欲を増進させる効果とともに、心をときめかせ、人を笑顔にする心理的作用があるとされている。
日本でも新しい習慣として広まりそうな「アペロールスプリッツ」。
誰よりも早くこの味を体感し、笑顔になれる時間を過ごしてみてほしい。