「私、落ちました…」松本まりかとカウンターで横並びデートしたら、魔性の女っぷりが半端なかった！

旬の女優・松本まりかも落ちた『オルグイユ』に迫る

今回松本さんを取材したのは、隠れ家フレンチ『オルグイユ』。

仏シャンパーニュ地方での修業後、『カンテサンス』で経験を積んだのち、独立。開店10ヶ月での星獲得という異例の速さで話題となった。

場所は外苑西通りから一本裏手に入った小道にたたずむ、看板のない建物の2階。そんな人目につかない立地をあえて選んだ理由をオーナーシェフの加瀬史也さんはこう語る。

「店に向かう道中で期待を膨らませ、店を後にした帰路で余韻に浸ってほしい。そう考えた時にこの立地が最適解だと思ったんです」

量産された銘柄ではなく、ビンテージを含む希少なシャンパン約70種をそろえ、フレンチとのペアリングでゲストをもてなす。

泡ラバーが歓喜するという希少銘柄や、1994年のクリスタル（48,000円）をはじめとするビンテージボトルなど、ワインセラーに眠るお宝にも注目したい。

店内はカウンターを含む10席で、コースは1万2,000円のおまかせのみ。メニューもレシピもなく、その日仕入れた食材をヒントに生み出された〝一期一会〞のひと皿は、儚くも美しく客を魅了する。

そのコースの一部を紹介しよう。

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この日の前菜は「豚トロと赤座海老」。皮目を焼き、旨みを閉じ込めた豚トロに広島県産のレモンが爽やかに香る印象的な1皿。

レアに火入れした赤座海老には、豚トロの出汁を効かせたクリーム状のソースをまとわせて。

女優・松本まりかさんが絶賛したのはメインディッシュとして供された「黒むつ」。

「絶妙なレアな火入れに感動です。蕗の薹と空豆が春の訪れを感じさせてくれて、素敵ですね。シャンパンも進んでしまって……、心地いい酔いがまた幸せです」

神経締めした黒むつは、舌にまとわりつくほど身が凝縮。苦味のある蕗の薹のソースはホワイトバルサミコと合わせ、シャンパンを引き立たせている。

訪れる際は6杯のフルペアリング（1万円）とともにオーダーを。温度やグラスによって同じ銘柄でも味わいが変わるなど、泡の奥深さも教えてくれるだろう。

デートでの指名率も高い特等席は、シェフズシートとも言える2席限定のカウンター。

撮影後、「私、落ちました（笑）」という松本さんの言葉がすべてを物語っていた。

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■プロフィール
松本まりか　1984年9月12日生まれ。東京都出身。16歳で女優デビュー。2018年放送のドラマ『ホリデイラブ』で演じた井筒里奈役で注目を集め、以来、ソフトバンクのCMほかスペシャルドラマ『教場II』では木村拓哉とも共演。2月放送の『情熱大陸』での素顔も話題に。4月10日スタートのドラマ『最高のオバハン 中島ハルコ』（東海テレビ・フジテレビ系／毎週土曜23時40分～）では大地真央と共演。

■衣装
［松本さん］ブラウス 69,000円、ドレス 180,000円〈ともにN21/IZA TEL：0120-135-015〉、ピアス 19,000円〈シー ミー〉、リング 17,000円〈イオッセリアーニ／ともにアッシュ・ペー・フランス TEL：03-5778-2022〉
［男性］ジャケット 63,000円〈トゥモローランド TEL：0120-983-522〉、ニット 35,000円〈ノミアモ〉、ポケットチーフ 4,000円〈ムンガイ／ともにフォレストヒルズ http://www.foresthills.tokyo〉