「こういう場所、すっごく上がります」広瀬すずと隠れ家デートをしたら、艶やかさに圧倒された！

「毎回毎回、悔しい。次こそは！」を繰り返してきた

「大人になったら行ってみたいお店が載っているイメージです」

「東京カレンダー」の印象を聞くと、広瀬すずさんはそう言った。すでに輝かしいキャリアを持つ稀有な美女だが、「私は大人の女性にはほど遠い」と自己評価する。

それでもだんだんと外食の楽しみは知ってきた、という広瀬さん。自粛前までは、美味しい店へ行くことが仕事の息抜きだったとか。

自分だけでは入りづらいような店もあるが、そういう店に行く方法は決まっているそうだ。

「人に連れて行ってもらって美味しかった大人っぽいお店は、私が勝手に母の名前で予約してまた行きます（笑）。美味しいと思ったすべてのお店に母を連れて行きたいですし」

外食以外のオフの過ごし方について尋ねると、「運動」だと答えるほどのスポーツ好き。

「本当はバスケとか、サッカーとか、大きなコートが必要な対戦型スポーツが好きなんですけどなかなかできなくて。場所と環境さえあれば即やりたいです。

めっちゃ燃えるタイプなんで（笑）。今は代わりにキックボクシングを3年半続けています」

可憐な姿からは想像しがたいが、かなり勇しく励んでいるとか。

「スパーリングでトレーナーさんは私に対して適度に攻めてくれるので、こっちも狙いにいきます。試合の勝負とはまた違いますが、入った回数でイエーイ！と喜んだり（笑）。

あとから来た会員さんに、けっこうガチでやってる…と引かれてますよ（笑）。会員さんと仲良くなって喋った時、最初ヤバイ人だと思ったと言われて、私はそんな顔して本気で戦っていたんだと気づきました」

もしかして、相当な負けず嫌い？そう尋ねると、「はい」とはっきり言い切る姿が清々しい。その負けず嫌いの性格が、役者の道を歩む広瀬さんのエンジンになっていく。

象徴となる出来事が、14歳の時のデビュー作で起こった。それは『幽かな彼女』という学園ドラマで、共演者は同世代の中学生ばかりだった。

「私は初めてのドラマでわからないことも多くて、でもみんなはすでにいろんな経験を積んでお芝居をこなしていました。

それで自分が多く映る回のオンエアを見たら、絶望的に下手で。ちょうどその時に姉と一緒に観ていたんですけど、姉に『初めてにしてはいいんじゃない』と言われたんです。

同じクールの別の局で姉も学園ドラマに出ていて、姉はちゃんと演じていた。なのに私は、“初めてにしては”というレベル。同世代のみんなも上手だし、モヤモヤしましたね。

楽しさよりも悔しさが勝った。最初に悔しいと感じたその時からずっと、毎回悔しさが重なって、“次こそは！”の繰り返し。だから、今もこの仕事をしています」

撮影期間に入るとあまり出かけられないため、ごはんが唯一の楽しみになるという。

「共演者の方ともよくお店の情報交換をして、『いつか皆であそこ行きたいね』と話しています」

『チニャーレ エノテカ』には旬の食材による鍋セット（和風）のテイクアウトがあり、広瀬すずさんも興味を示していた。

▶27日配信予定の『後編』では、綾瀬はるかさん、長澤まさみさん、夏帆さんとのご飯会を語ります。

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■プロフィール
広瀬すず　1998年生まれ、静岡県出身。2012年に『Seventeen』でモデルデビュー。2013年に『幽かな彼女』で女優デビュー。以降、映画『ちはやふる』シリーズや『一度死んでみた』、連続テレビ小説『なつぞら』等、主演作も多数。3月20日21時放送のスペシャルドラマ『エアガール』（テレビ朝日）では主役のCAを演じる。4月11日スタートの連続ドラマ『ネメシス』（日本テレビ、毎週日曜22:30～）では櫻井翔さんとともにダブル主演。役柄は探偵事務所に勤める天才探偵助手。

■衣装
トップス 13,000円〈マカフィー／トゥモローランド TEL：0120-983-511〉、パンツ 21,000円〈デ・プレ TEL：0120-983-533〉、ピアス 31,000円、リング各27,000円〈スウス https://www.sussus.net/〉、バングル 25,000円〈ともにフミエタナカ／ドール TEL：03-4361-8240〉、バッグ〈スタイリスト私物〉