「キーマカレー」といえば、旨味たっぷりの挽肉に香り高いスパイスがクセになる逸品。
卵黄やひとくせあるトッピング次第で、その美味しさは無限に増幅していく!
ごはんが止まらなくなる組み合わせの最高峰といえるだろう。
そこで今回は、キーマカレーが堪らなく旨い名店を厳選してご紹介。
絶妙な旨辛のバランスに、食欲が止まらなくなること間違いなし!
1.化学調味料不使用でカラダに優しいキーマカレー
『TADA CURRY』
目黒は昔から美味しいお店が多いが、実はカレーも激戦区。生まれも育ちも目黒という、物腰柔らかいご夫婦が経営するのが『TADA CURRY』だ。
カウンターの中で優しく微笑むのは、店主と奥様。もともと、それぞれでお店を経営していたが、結婚を機にこのお店を開いたのだとか。
同店の「キーマカレー」は、ふたりの丁寧な仕事ぶりを感じられる逸品。アメ色になるまで煮詰めた玉ねぎなどの野菜の甘みと、豚挽き肉の旨みがじっくりと引き出されている。
また、3種の豆の食感も良く、隠し味にプラスしたタマリンドの酸味も抜群。目玉焼きをトッピングすれば、誰もが喜ぶ一皿の完成だ。
2.完成まで4日間!旨みがギュギュッと濃縮
『たくあん・牡丹亭』
『たくあん・牡丹亭』のランチといえばカレーという人が多い。
その中でも名物となっているのが、「キーマエッグドライカレー」だ。この逸品を楽しみに通う常連がたくさんいるのだという。
多くの人を惹きつけるその味は、女将・津野塩さんの母が昭和52年から作り続けてきたレシピを受け継いだもの。
小麦粉も水も一切使用していないカレーベースは、あめ色になるまで炒めた玉ねぎ、完熟トマト、生姜、そして独自にブレンドしたインド直輸入の数十種類の新鮮なスパイスを、4日間煮込んで作られている。
ランチに提供されるキーマカレーの量で、約5個分もの玉ねぎを使用するというから驚きだ。
挽肉は、牛と鶏肉を8:2の割合でいれており、しっかりとした肉感を楽しめる。
また、キーマカレーの中央に鎮座するゆで卵は、インド直輸入のスパイスで美しくコーティングされ、見た目からも食欲を刺激してくれる。
ひと口頬張ると、玉ねぎの甘み、トマトの酸味、肉、そして複雑に混ざり合ったスパイスの香りが、一気に口に広がっていく。
ボリューム満点でありながら、女性もペロリと平らげてしまうというのも納得の美味しさだ。
3.隠れ家的バーの名物は、本気で日本一を目指すカレー
『MOKUBAZA』
バーのフードメニューと侮るなかれ!日本一美味しいキーマカレーを目指しているというこちら。なんと、スパイスの皮を手剥きするところから作られるのだという。
ひき肉は牛と豚を混ぜ、使用する部位まで指定。細かめに挽くことで全体がなめらかになり、弾けるようなスパイスの食感や10時間炒めた玉ねぎの甘さが際立つ、立体感のある味わいに。
美しい佇まいには、多大な手間ヒマが秘められているのだ!
ひと口食べれば、鮮烈なスパイスの香りにノックダウン。バーながら、このカレー目当ての客が絶えないのだとか。
じわりと攻めてくる辛さも、爽快このうえなし!
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