エナジーバンパイア Vol.3

「相談があるの…」付き合って3か月になる彼女が、唐突に打ち明けてきた内容とは

知らず知らずのうちに、まるでバンパイアのように男からエネルギーを吸い取る女。

人は彼女のことを、こう呼ぶ。「エナジーバンパイアだ」と。

付き合ったら最後、残された者には何も残らない。それでも自分が踏み台にされていることを分かりつつ、彼女に執着してしまう。

気づけばもう、次なるターゲットのもとに行ってしまっているというのに。

…誰か教えてくれないか。あの子を忘れる方法を。

◆これまでのあらすじ

えりかに彼氏がいることを知っていながら、一晩を共に過ごしてしまった裕紀(ゆうき)。目覚めた後に罪悪感を抱くも、彼女はすでに破局していたことを知る。

そのまま勢いで告白し、二人は付き合うことになったが…?

▶前回:付き合う前の女の部屋で、一夜を明かしてしまった。翌朝、彼女が漏らした“まさかの本音”に…


「裕紀、最近調子良さそうだな」

朝、ジムのスタッフルームでオープンの準備を進めていた裕紀に、同僚の三井が声をかけてきた。

「そうか?別に普通だと思うけど」

なんでもないフリをして、タブレットで今日のスケジュールを確認する。

―さすがにクライアントと付き合い始め......


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