毎週金曜日に、ひっそりとオープンする“三茶食堂”。
この店のオーナーの直人(45)曰く、ここで繰り広げられる人生相談を聞いていると、東京の”いま”が知れるのだとか…。
さて、今宵のお客さんは?
▶前回:こんな狭い世界での嫉妬に狂っていたなんて…。27歳の女が、3ヶ月スマホを手放して見えた世界
Case12:過去を知る女・翔子(35歳)
お猪口の底に、桜の花びらが描かれている。日本酒を飲み干してから、その絵柄に気づいた。
「直人さん。桜が咲いていますよ」
「もう春だからねぇ…」
直人さんと出会ってから、10年くらいになる。
当時IT業界ではかなり有名な経営者だった直人さん。雲の上のような存在の人だ......
この記事の続きは月額プラン会員への加入、
またはアプリでコイン購入をすると読めます
またはアプリでコイン購入をすると読めます
この記事へのコメント
今日もよきお話でした。
一番大好きな連載だったので、終わってしまって本当に残念です。
しばらくは、三茶食堂ロスだなぁ...
素晴らしいライターさんでした。ありがとうございました😊
今と言うかけがえのない時間は二度と戻ってこない。
名言🥺
特に日本には季節があるので、旬のものも多く!
更に、日本酒やワインのとマリアージュも色々試せて楽しいですしね。