2021.03.01
「東京カレンダーWEB」の1週間分のランキングから、人気記事ベスト5をご紹介!
“天才実業家だった妻を棄てた男の衝撃の本心”に“女性部下を誘った男に、待ち受けていた悲劇”から“結婚を期待していた30歳女の傷口を、さらに広げた人物”まで。さて、栄えあるベスト1は?
★第1位
2億円を持って消えた「糟糠の夫」。天才実業家だった妻を棄てた男の、衝撃の本心
私は大学1年生の時にサークルの先輩の紹介でこのバイトを始め、数か月に1度、4~5日集中的に働いた。
2年目にグループリーダーとして抜擢され、3年目には大学生バイト集団の代表として、社員に交じって打ち合わせに参加するほど重宝がられていた。
そんな私の下につけられた、ぬうっと体の大きい後輩・春斗。彼は愛想がなく、世論調査員に必要な“にこやかさ”に欠けていた。
社員から「紘子ちゃんひとつ教育してやってよ」と頼まれて注視しているうちに、私は彼がとても真面目な性格であることに気が付いた。
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★第2位
ニュースな女:「今更なに?」別れて1年後に知らされた、元彼の衝撃的な告白
―はい、今夜もナシ。
顔を見て1秒でアリかナシかわかるのに、たとえナシでも最低2時間は一緒にいないと義理が果たせないなんて…。
やっぱり紹介は、断ればよかった。独身の女が、自分の彼氏よりいい男を斡旋するわけがない。
待ち合わせの、銀座・和光前。現れた男性は、確かにあらかじめLINEで送られてきた画像の人物だ。
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★第3位
「僕に気がある」と思っていた女性部下を、自信満々で誘ったら…。待ち受けていた悲劇
魅力的な女性が目の前に現れ、どうしようもなく惹かれてしまったら…。
もっと知りたい、触れたい、深い関係になりたい。そう思ってしまうのは、人間として、ごくごく自然な欲求だと思う。例え自分にステディな相手がいたとしても、だ。
けれど、人はそれを“浮気”と呼ぶ。あまり褒められた行為でないということも、もちろんわかっている。いちいち反論するつもりもない。
だけど正直なところ、自然発生的に湧き上がったこの感情を、そして人生でそう頻繁に生じないこの神聖な気持ちを、そんな陳腐な言葉で片付けられたくはない。
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★第4位
理性と欲望で揺れる人妻。都合よく甘えていた男から仕掛けられた逆襲
ニコリと笑った義母と目が合った。優しい言葉とは裏腹に、目は笑っていなかった。
いつもそうだ。表面的には優しい言葉を投げかけてくるが、本心は決して明かさない。いちいち言外を読まなくてはならず、骨が折れる。思っていることをはっきり言ってくれれば良いのに。
「お義母様には足元にも及びませんが、頑張ります」
頭をフル回転させて答えをひねり出したが、正しい答えだったのかは分からない。何となく気まずい空気になったので、その場をしのごうと真希はティーカップに手を伸ばした。
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★第5位
「彼の“1日限り”の相手だったなんて…」結婚を期待していた30歳女の傷口を、さらに広げた人物
「棚卸し、やめようかしら…」
来年までに結婚したい気持ちに、ブレはない。しかし棚卸しで男たちと再会し、ことごとくひどい目に遭っている。
でも出会い方を変えたとしても、今の状況じゃ上手くいく気もしない。そんなことをぼんやりと考えていると、突然スマートフォンが鳴った。
「えっ、卓也だ…」
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