三茶食堂 Vol.7

「子供は、まだ?」結婚2年目の妻に向けられた、周囲の無神経な攻撃から救ってくれたのは…

毎週金曜日に、ひっそりとオープンする“三茶食堂”。

この店のオーナーの直人(45)曰く、ここで繰り広げられる人生相談を聞いていると、東京の”いま”が知れるのだとか…。

さて、今宵のお客さんは?

▶前回:「本当の父親は、誰なんだ…」男を狂わせた悪女。1年後に男が知った残酷な真実とは


Case 7:「唐揚げにはレモンサワー」の呪縛に囚われている女・望美(35)


「あの…空いていますか?」

どうして私は、この『三茶食堂』の扉を開けたのだろう。

普段は通い慣れたところにしか行かないのに、裏路地にポツンとあるその店に、吸い寄せられるように足を向けた。

「ご新規さん、かな…?もちろん空いていますよ。外は寒いし、どうぞ中へ」

......


この記事へのコメント

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No Name
今日も泣きました。
本当に心温まるストーリー。本当に女性の人生ってプレッシャーがつきまとう.....
焦らせるような何気ない言葉に、傷つく事も多いですね。
2021/02/05 05:1599+返信6件
No Name
実は、ねぇいくつに見える のコメント欄で

35歳過ぎると〜〜
早いに越したことはない〜〜
コメントに対して
35歳過ぎてもシングルでいる人や不妊で悩んでいる人を傷つける、わざわざ書くことはハラスメントになる とのコメントを見て、すごく考えさせられました。
最後のコメントに、37歳6カ月の時に出産された方が保育園には歳上のママも多い
人それぞれタイミングがある
とあって、本当にその通りだと思いまし
た。
望美の友達たちも、心配してるフリして彼女を傷つけていましたね。
2021/02/05 06:0095返信30件
No Name
望美は一生独身かと思って心配だったの
とか上から目線で言うのとか、本当に失礼極まりないですよね。
結婚はレースじゃないし、早くした方が偉いとかではないんですよね。
2021/02/05 05:5083返信8件
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