毎週金曜日に、ひっそりとオープンする“三茶食堂”。
この店のオーナーの直人(45)曰く、ここで繰り広げられる人生相談を聞いていると、東京の”いま”が知れるのだとか…。
さて、今宵のお客さんは?
▶前回:「本当の父親は、誰なんだ…」男を狂わせた悪女。1年後に男が知った残酷な真実とは
Case 7:「唐揚げにはレモンサワー」の呪縛に囚われている女・望美(35)
「あの…空いていますか?」
どうして私は、この『三茶食堂』の扉を開けたのだろう。
普段は通い慣れたところにしか行かないのに、裏路地にポツンとあるその店に、吸い寄せられるように足を向けた。
「ご新規さん、かな…?もちろん空いていますよ。外は寒いし、どうぞ中へ」
......
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この記事へのコメント
本当に心温まるストーリー。本当に女性の人生ってプレッシャーがつきまとう.....
焦らせるような何気ない言葉に、傷つく事も多いですね。
35歳過ぎると〜〜
早いに越したことはない〜〜
コメントに対して
35歳過ぎてもシングルでいる人や不妊で悩んでいる人を傷つける、わざわざ書くことはハラスメントになる とのコメントを見て、すごく考えさせられました。
最後のコメントに、37歳6カ月の時に出産された方が保育園には歳上のママも多い
人それぞれタイミングがある
とあって、本当にその通りだと思いまし...続きを見るた。
望美の友達たちも、心配してるフリして彼女を傷つけていましたね。
とか上から目線で言うのとか、本当に失礼極まりないですよね。
結婚はレースじゃないし、早くした方が偉いとかではないんですよね。