三茶食堂 Vol.5

「男性からの誘いが断れなくて…」なぜか毎回ダメ男に捕まる女が、無意識のうちにやっているコト

毎週金曜日に、ひっそりとオープンする“三茶食堂”。

この店のオーナーの直人(45)曰く、ここで繰り広げられる人生相談を聞いていると、東京の”いま”が知れるのだとか…。

さて、今宵のお客さんは?

▶前回:「38歳独身です、このご時世、出会いがなくて辛い…。」彼女が発する、結婚から遠のくNGワード


Case 5:ダメンズ製造メーカー女


いつもと変わらぬ金曜日。

渋谷駅から田園都市線に乗りながら、今日も鳴らないスマホを見て思わずため息をつく。

約3分で、自宅の最寄り駅である池尻大橋駅に着いてしまった。こんな日は、決まって足が向く先がある。

運動とダイエットを兼ねて約1駅分歩き、私は『三茶食堂』の扉を開けた。

「あれ、麻友ちゃん早いね。いらっしゃい」

オーナーの直人さんの顔を見ると、いつもホッとする。

私には、3ヶ月ほど前から交際を始めた隆二という彼氏がいる。同じIT系の仕事をしていることで意気投合して付き合い始めたものの、連絡が来るのは週に1回くらい。

この前は夜中に電話をして、怒られた。それなのに、向こうからの電話を取らないと怒られる。

毎日枕元にスマホを置いて寝ているものの、いつ電話が来るか気になってしまって、最近寝付きも悪い。

「麻友ちゃんどうしたの?なんか、顔色悪くない?」

直人さんが心配そうに私の顔を覗き込む。

私は毎回男性と、こうなってしまう。

みんな最初は好きだと言ってくれるのに、付き合った途端に私のことなんておざなりになる。浮気だって何度もされたことがある。

「私って、なんでこんなに男運がないんだろう…世の中にもっと誠実で優しくて、素敵な男性はいないのかな。どうして私って、こんな男性たちを引き寄せてしまうんでしょうか…?」

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