彼のことが、好きで好きでたまらない。…だから私は、どこまでも追いかけるの。
好きすぎるせいで、何度も連絡してしまう。愛しいから、絶対に別れたくない。彼を離したくない。
こんな愛し方は異常だろうか…?だけど恋する女なら、誰だってそうなる可能性がある。
「私の方を振り向いて。ちゃんとあなたの、そばにいるから」
前回・第9話からは、元カレの亮に捨てられた詩乃の物語。
相良亮「俺が、間違ってたんだ…」
―軽い気持ちで手を出したのが悪かったよな。
亮はレクサスの助手席に彼女の小早川美優を乗せ、首都高を走らせながらふと1年前のことを思い出していた。
会社を経営するようになって、美しい女には困らなくなった。だからこそ“素朴な女”もいいなと思い、食事会で出会った詩乃を口説いたの......
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もっとやれー!
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