5.2%の憂鬱〜妻からの挑戦状〜 Vol.7

「1年も前から…?」夫婦関係を修復しようとする夫が絶句した、妻の恐ろしい計画

5.2%―。それは、日本国内で“妻の方が稼ぐ”世帯の割合。

「妻には、仕事を頑張ってもっと輝いてほしい」

笑顔でそう言いながら腹の底では妻を格下に見て、本人も自覚せぬまま「俺の方が稼いでいる」というプライドを捨てきれない男は少なくない。

そんな男が、気づかぬうちに“5.2%側”になっていたら…?

男のプライドが脅かされ、自らの存在意義を探し始めたとき、夫はどんな決断をするのだろうか。

◆これまでのあらすじ

伊織のビジネスパートナーだという五味と面会した新太。モヤモヤした気持ちを払拭するため、伊織との共通の友人・エマに相談してみることにするが…?

▶前回:「俺の稼ぎがないと暮らせないと思ってた」格下だと思っていた妻に、裏切られた男の悲哀


「なかなかやるじゃない。優秀で稼ぎの良い奥さん、自慢でしょ」

新太は、同僚のエマと東銀座にあるイタリアンへ来ていた。

そしてランチのピザにかぶりついていたその時、彼女がそう言ったのだ。どうやら伊織が作成したwebページを見て、だいぶ感心したらしい。

「そ、そうかな…......


この記事へのコメント

Pencilコメントする
No Name
新太、上から目線を改めようよ。

五味さんの胡散臭さが際立つなー
離婚に向けて準備していくのはいいんだけど、理由は?
伊織もやっぱり一方的だなー
2020/12/23 05:1299+
No Name
新太、この期に及んで上から目線の旦那で嫌だな。
五味さんは怪しげだけど、それでも離婚したいという気持ち、少しわかる。
2020/12/23 06:0083
No Name
新太は昨日のはるかと結婚すべきだったんだよ
2020/12/23 05:4463返信3件
もっと見る ( 54 件 )

【5.2%の憂鬱〜妻からの挑戦状〜】の記事一覧

もどる
すすむ

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo