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東京テラス族 Vol.6

ずっと憧れていた女から告白されたのに。男が素直に喜べなかった、夜の出来事

—“何者かになりたい”。

東京で生きながら、漠然とそう願ったことはないだろうか。

複雑に関係が絡み合う、“テラス族”の男女4人。彼らがいつも集うのは、とびきりの雰囲気の中でお酒や料理が堪能できる、東京のどこかのテラス席。

今ここに、熱くて切ないラブストーリーが始まるー。

◆これまでのあらすじ

裕太とようやく結ばれた優子。しかしその一方で、麗華はずっと思いを寄せてくれていた裕太の存在の大きさに気がつき始め…

▶前回:平凡な女と思っていたのに、あの夏の夜が忘れられない…。恋と友情のあいだで揺れる男心


優子の場合。


「あぁ〜着いたぁ〜!!!」
「やっぱり軽井沢の方は空気が澄んでいて気持ちいいね」

そんな会話をしながら、軽井沢にある修二の(お父様の)別荘に降り立った私たち。

東京より涼しくて、カーディガンが必要なほどヒンヤリとした、凛とした空気がそっと迎え入れてくれる。

「あれ......


この記事へのコメント

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No Name
「熱くて切ないストーリー」っていう煽り文句が付いてるけど、ちーっとも切なくない(笑)
大してお互いを大事に思っていないようだし自分のことばっかりで、なぜ4人でつるみたがるのか謎。
2020/08/22 05:3299+Comment Icon2
No Name
本当に30代という設定がしっくり来ない。いや30代でも迷走する人もいるだろうけど(私は迷走してきたし笑)スッキリハッキリさせられないなら内輪でごちゃごちゃになることをすんなっての。
2020/08/22 05:2299Comment Icon4
No Name
完全にノリが大学生だよね
2020/08/22 06:0296
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東京テラス族

—“何者か”になりたい。

東京で生きながら、漠然とそう願ったことはないだろうか。

田園調布で生まれ、私立一貫校で育った裕太(34)、同じく目黒出身の修二(34)。そして丸の内OLの優子(30)と、生粋のお嬢様である麗華(31)。

そんな4人がいつも集うのは、とびきりの雰囲気の中でお酒や料理が堪能できる、東京のどこかのテラス席。

複雑に関係が絡み合う、“テラス族”の男女4人。今ここに、熱くて切ないラブストーリーが始まるー。

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