スパイシー・デイズ Vol.12

28歳女の友情にヒビが入った、女子会での何気ない一言とは?

スパイシーデイズ。

それは、自分を見失うほどの恋に苦しんだ日や、
仕事のミスが悔しくて涙を流した夜、
もう来ないとわかっているはずなのに返事を待つ、あの瞬間。

ほろ苦いように感じるけれど、
スパイスのように人生の味つけをしてくれる。

▶前回:彼氏に「遅くなる日は、2時間おきに電話」と強制する女の闇とは


「ここ、ずっと来たかったんだよね」

日比谷線の六本木駅・1C出口を出てすぐの、六本木ヒルズにあるスターバックス。

亜希菜は友人である優花、聡子の3人組で集合していた。

「私コーヒーより紅茶派だから、紅茶に特化したスタバ、嬉しい〜」

この店はティー中心のスタバで、フラペチーノはティーフラペチーノのみ販売している。

ここで頼める『ストロベリー&パッション ティー フラペチーノ』をパシャパシャと撮る優花を前にしながら、亜希菜は聡子と目を合わせて合図を送る。

「優花、誕生日おめでとーう!」

そう声を揃え、2人はシャネルの紙袋をテーブル越しに差し出した。

「え!嬉しいなになに!開けていい?」

優花は目を輝かせながら丁寧に巻かれたリボンをゆっくりほどき、箱の中身を見て、ハッと息を飲んだ。

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