2020.08.10
必要ですか? Vol.4“思い出”はときに、“ガラクタ”に変わる。
ガラクタに満ちた部屋で、足を取られ、何度も何度もつまずいて、サヨナラを決意する。
捨てて、捨てて、まだ捨てて、ようやく手に入る幸せがある。
合言葉は、ひとつだけ。
「それ、あなたの明日に必要ですか?」
◆
徳重雅矢は、お片づけのプロ。カリスマ整理収納アドバイザー。
“お片づけコンシェルジュ”を名乗る雅矢は、新人アシスタントの樋口美桜とともに、まるで魔法のように依頼人の部屋を片づけ、過去との決別を促し、新たな未来へ導いていく。
今回の依頼人は…綿貫冴子(42)。大学病院の最前線で働く内科医。
私生活は、バツイチ、独身、買い物依存症で…?
▶前回:「これまで、女性と縁がないんです」六本木タワマン在住の成功者の、切実な婚活事情
整理収納アドバイザーとしての雅矢の仕事は、多岐にわたる。
仕事の軸は、依頼人の家のお片づけだ。それ以外にもテレビや雑誌などのメディア出演。書籍の執筆。講演会。プロデュース商品の開発、宣伝。インテリアコーディネートに、時にはモデルの依頼など、売れっ子“お片づけコンシェルジュ”の毎......
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