21時以降も美酒美食! 六本木・西麻布の深夜OK店5選

KEISUKE NAGATOMO 1939年ー2017年。六本木のデザイン事務所K2のアートディレクター。『流行通信』『写楽』をはじめとする数々の雑誌のエディトリアルデザイン、西武、丸井などのアートディレクション、村松友視、椎名誠などの小説の挿絵など、幅広い分野で今もなお現役で活躍。

『Bon Monsieur』なんでもあるぞ、六本木

日本のデザイン界を牽引してきたアートディレクター長友啓典氏は相当のグルマン。美食仲間には、小山薫堂氏、糸井重里氏、伊集院静氏など錚々たるメンバーが名を連ねる。今回紹介の『徳』『香妃園』も長友氏の行きつけだ。黒田征太郎氏とともに六本木に事務所「K2」を構えたのは1969年、この街を半世紀近く見つめてきた氏だから知っている美味しい遊び方。

「事務所設立当時は、お店といえば、砂場、中国飯店くらいしかなくて、80年代になっておしゃれな店が増えていったね。飯倉片町のキャンティができて、バーなんかも増えて。松田優作が通っていたソウルバー・ジョージスなんかもこの頃だね」。ふむふむ、続々と出てくる老舗の名店はまずはクリアしたいところ。

左.白金豚のソテー。4人でシェアが◎。右.ワインはセラーから客自身が選ぶラフさもよし

「去年できた六本木スペースビリオンていうギャラリーは、無国籍料理の草分け・一億のオーナーがやってるのね。最近、自分的リバイバル。あとバーなら、『Harcourt(アルクール)』」。村上春樹ファンなら誰もが知っている元青山のバーだ。夜の街の色を濃く持ちながら、アートな空気も纏う不思議な街。そしてここ10年、六本木ヒルズ、ミッドタウン、新国立美術館ができて人の流れが変わった。

「設立当時、木造モルタルばっかりだった事務所前が、今はミシュラン通り。でも、この街の変わらない面白さは、高級店ありゃ、ラーメン屋ありゃ、芝居ありゃ、ってすべてがあるところ。ボンムッシュみたいにセンスのいい小さい店もできたしね」。春はここのテラス席が夜桜見物の特等席なんだとか。そんな顔もあったのか、すごいぞ六本木。

ファンが季節を待つ下仁田ねぎのグリルアンチョビソース

長友氏曰く「パリの片隅のビストロにいるみたい」。カウンター6席にほぼ占領されるミニマムの店でありつけるのは、マキシマムな料理。本場さながらのちまちましないボリュームと、口中で食材の風味が弾ける料理に、ムッシュ河野は「料理は素材集め」と言うけれど、いやはやそれはシェフの腕。大きな感動を呼ぶ。

なにせ小さな店なので予約は必須だが、まずは所在を探し当てるところからはじめてほしい。六本木の真ん中にこんな店があったのかと、心浮き立つことを約束しよう。貸し切りも一晩10万円でOKだとか。

内観

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。



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