
「あなたに話があるの」5年振りに再会した女から突然の連絡。彼女が伝えたかったこと
「僕は、彼女のことを何も知らなかった…」
プロポーズした直後、忽然と姿を消した彼女。捜索の手掛かりは、本人のものだと思われるインスタグラムのアカウントだけ。
―彼女が見せていたのは、偽りの姿だった?
インスタグラムに残されていた、慎ましやかな彼女の姿からは想像もできない世界とは…。
◆これまでのあらすじ
2019年4月。プロポーズの数日後、前触れもなく消えた敏郎の恋人・明子。手掛かりは、彼女のものと思われるインスタグラムだけ。
そんな中、彼女のインスタに投稿がある。投稿時間は数分前。敏郎はなりふり構わず、その店に向かうのだった。
「すごい店だな…」
「@emodaw_sihrtoa」のストーリーにあった位置情報をもとに、敏郎は神楽坂の路地にある和食店『神楽坂 石かわ』へとたどり着いた。
無理矢理ついてきた香澄によると、神楽坂では言わずと知れた名店だそうだ。
―このドアの向こうには、明子がいる......
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この記事へのコメント
「いつもそうしていれば可愛いのに」
‥‥ゾワッ。
それにしても敏郎、ちょいちょい嫌な奴だなぁ。