スパイシーデイズ。
それは、自分を見失うほどの恋に苦しんだ日や、
仕事のミスが悔しくて涙を流した夜、
もう来ないとわかっているはずなのに返事を待つ、あの瞬間。
ほろ苦いように感じるけれど、
スパイスのように人生の味つけをしてくれる。
前回は“特別な存在”になりたかった女を紹介した。
今回紹介する彼が過ごすのは、どんなスパイシーデイズ...?
店内いっぱいに並ぶカラフルな家具に、美波と智也は子供のように目を輝かせた。
日曜、オープンしたばかりのIKEA原宿で、2人は家具を眺めていた。
「私、こういうの好き!」
天井からぶら下がる大きな丸いライトの前で、急に足を止めた美波に引っ張られ、智也も足を止める。
......
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この記事へのコメント
昔、全く同じ事をいわれたことがある。
自分の転勤に彼女がついてくるのが当然…って思ってるの、どうなんだろ?
私の夢や仕事はとるに足らないもので、自分のためなら犠牲にするのが当たり前って言い方されたよ。あなたにあなたの人生があるように、私も私の人生を生きる権利があるんだけどな。
まぁこのカップルは、最終的にお互いの意思を尊重した上でやり直せるようで、よかったね。
何年か後に...続きを見るは、どうせ彼女が妥協するんだろうけど。
でも、かといって別れるってのも時期尚早。
富山と東京なんて近い近い!頑張れば週末会える。とりあえず遠距離始めてみたらいい。お互いの度量次第だと思います。