
4月9日(木) 主要ニュース:長者番付の顔ぶれは? / 楽天携帯スタート 他
ミスリードになる見解やゴシップを排除し、リーダー層に必要なニュースだけを配信するWorld Trend News。
誰かの意見に染まる前に、さあ、貴方が未来を考えよう!(毎週火曜日~土曜日 朝5時配信)
◆World Trend Newsとは>>
4月9日(木)の主要ニュース

スタートアップの時価総額
成長産業支援事業を推進する「フォースタートアップス」が、2020年4月時点のスタートアップ企業の時価総額ランキングを発表した。
1位は、2014年設立でディープラーニング開発などを行う「Preferred Networks」で、想定時価総額は3,572億円。2位は量子水素エネルギーの実用化を目指す「クリーンプラネット」(1,298億円)、3位はニュースアプリを手がける「スマートニュース」(1,222億円)。
◆スタートアップの時価総額ランキングはこちら

楽天の携帯サービス開始
楽天モバイルが8日、自社回線でのモバイル通信サービスを開始した。
あわせて、データ通信量無制限のプラン「Rakuten UN-LIMIT」の内容を一部変更した。当初、KDDIの回線を使用するエリアでは通信上限を2GBとしていたが、これを5GBに増やした。

ABCマート 増収減益
エービーシー・マートが2020年2月期の連結決算を発表した。
売上高は前期比2.1%増の2,723億円、当期純利益は1.9%減の297億円だった。スニーカー販売に注力し、新規出店も進めた一方で、韓国での業況悪化やセールの増加などが影響し、減益となった。
◆エービーシー・マート2月期決算 詳細はこちら

PS5のコントローラー公開
ソニーが2020年末に発売を予定している「PlayStation 5」のコントローラーの画像が発表された。
感触を伝える「ハプティックフィードバック」を搭載し、車が泥道を走る時のずっしりとした感触なども味わえるようになったとしている。また、マイクが内蔵され、ヘッドセットがなくても会話ができる。
◆PS5のコントローラー 詳細はこちら

ミズノ「空飛ぶクルマ」参画
ミズノは、CARTIVATORとSkyDriveが開発を進める「空飛ぶクルマ」の座席を共同開発し、性能試験を始めたと発表した。
非常着陸時に乗員を保護する衝撃緩衝機能が備わった座席を作るため、ミズノのシューズに使用される波形プレート「ミズノウエーブ」の技術を応用した。
CARTIVATORなどは「空飛ぶクルマ」の2023年の実用化を目指している。

ブロックチェーン「Ginco」
資金調達
ブロックチェーンのスタートアップ「Ginco」が、日本政策投資銀行グループのベンチャーキャピタル「DBJキャピタル」から第三者割当増資で資金調達したと発表した。調達額は明らかにしていない。
2017年12月に設立したGincoは、仮想通貨ウォレットのアプリや、ブロックチェーン開発基盤「blockchainBASE」、取引所向けの仮想通貨管理システム「Ginco Enterprise Wallet」などを手がけている。

2月機械受注 製造業で落ち込み

「長者番付」2020年の顔ぶれ
アメリカの経済誌「フォーブス」が、34回目となる世界長者番付を発表した。
前回に続いて首位だったのは、アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏で、保有資産は1,130億ドル(約12兆円)。2位はマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏で980億ドル(約10兆円)、3位はLVMH会長のベルナール・アルノー氏(760億ドル・約8兆円)。
このほか、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEOが7位(540億ドル・約6兆円)に入るなど、上位10人のうち4人がIT関係者となった。
また、ウェブ会議サービス「Zoom」のエリック・ユアンCEOが初めてランクイン。293位で資産は55億ドル(約6,000億円)。
日本人ではファーストリテイリングの柳井正会長兼社長が最も高い41位(197億ドル・約2兆円)、キーエンス創業者の滝崎武光氏が47位(174億ドル・約1兆8,000億円)などとなった。
◆フォーブス長者番付はこちら

特許出願 最多は中国
国連の世界知的所有権機関(WIPO)が、2019年に出願された国際特許に関する調査結果を公表した。
出願件数が最も多かったのは中国の5万8,990件で、アメリカの5万7,840件を上回り初めて世界首位になった。日本は3番目に多い5万2,660件だった。
企業別の特許出願数では、1位が中国の「ファーウェイ」で、2位に「三菱電機」、3位は韓国の「サムスン電子」だった。

FB カップル向け新アプリ
フェイスブックが、カップル向けの新しいチャットアプリ「Tuned」を公開した。
写真や日記、ボイスメモなどをカップルの間だけで閲覧できるもので、現在のところアメリカとカナダだけで提供されている。

米とイラク 駐留軍巡り対話へ
アメリカのポンペオ国務長官は、イラクとの戦略対話を6月中旬に開くと発表した。イラク政府が撤収を要請している駐留米軍の扱いも議題に上がるとしている。
イラクには「イスラム国」掃討を目的に米軍が駐留しているが、2020年1月に米軍がイラク国内でイラン革命防衛隊「コッズ部隊」の司令官を殺害。イラクは米軍駐留の目的に反すると非難していた。
この記事へのコメント
コメントはまだありません。