
4月4日(土) 主要ニュース:東芝上場どうなる?/「Zoom」トラブルの行方 他
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4月4日(土)の主要ニュース

東芝 東証1部復帰を申請
東芝は3日、東証1部への復帰を東京証券取引所に申請したと発表した。
東芝は、アメリカの原子力事業で巨額の損失を計上し債務超過に陥ったことから2017年に2部に降格。半導体メモリー事業の売却などの構造改革を進めてきた。
2019年4~12月期の連結決算では、営業利益が前年同期比7.6倍の625億円となっている。

ホンダ GMからEV技術調達
ホンダとアメリカのゼネラル・モーターズが、新型の電気自動車(EV)を共同開発することで合意したと発表した。
GMが持つEVプラットフォーム(車台)を基に開発し、ホンダの2024年モデルとして、アメリカとカナダで2車種の発売を目指す。
内装や外装のデザインはホンダが担当し、生産はGMの北米工場で行う。

大分にアジア初の「宇宙港」
大分県と、アメリカの「ヴァージン・オービット」が、人工衛星の打ち上げに関するパートナーシップを結んだ。
ヴァージン社は、飛行中の航空機から人工衛星を発射する「水平型打ち上げ」プロジェクトを手掛けていて、アジア初の拠点として大分空港が選ばれた。
最速で2022年の人工衛星打ち上げを目指すとしている。

LINE証券 AIが決算サマリー
LINE証券が、企業の決算などをAIが解析しレポートを自動作成するサービス「決算ビジュアルレポート」を始めた。
LINE証券に口座を持つ人が対象で、株式を保有している企業の決算や業績予想の修正が発表された際に、AIが作成したサマリーや5段階の短期的な株価トレンド予想などの情報が提供される。

パナ “エッジ”で画像解析
パナソニックは、ディープラーニングの画像解析を小型エッジコンピュータで行う「Vieurekaカメラ」の新製品の提供を開始した。
VieurekaはCPUを内蔵したIoTカメラ内で画像解析などを行うことで、クラウドと分散処理が可能なため、通信の遅延解消につながる。
新製品は、画像処理性能を強化したことで、店舗の商品棚における顧客行動の分析や、製造ラインでの不良品検出などに活用できるとしている。
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米 3月の就業者 70万人減
アメリカ労働省が3日、2020年3月の雇用統計を発表した。
景気との連動性が高い指標とされる非農業部門の就業者数は、前月比70万1,000人減少した。減少は2010年9月以来。失業率は4.4%で、前の月から0.9ポイント悪化した。
アメリカでは、3月28日までの2週間で新規失業保険の申請が約1,000万件と記録的な伸びとなっているが、今回の雇用統計に3月下旬の状況は織り込まれていない。

米GDP 28%マイナスも
アメリカ議会は、2020年4~6月期のGDPが年率換算で前期比28%以上落ち込むとの見通しを示した。また、失業率については10%を上回ると分析した。
こうした予測は、先日成立した2兆ドル以上の景気対策などの効果を含めてのものだとしている。

トランプ氏 「サウジ減産へ」
トランプ大統領は2日、サウジアラビアとロシアが原油の減産に応じるとの見通しを示した。
自身のツイッターに、「サウジとロシアが約1,000万バレル減産する見通しになった」などと投稿した。
一方、サウジ国営メディアは、石油輸出国機構(OPEC)やロシアに対して緊急会合の開催を要請したと報じた。
サウジやロシアを巡っては、これまで行ってきた協調減産をやめ増産に踏み切る意向を表明、原油相場が急落していた。

「Zoom」セキュリティ強化へ
ビデオ会議サービス「Zoom」を手がけるアメリカの「ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ」が、ハッキング被害などの急増をうけ、対策を行うと発表した。
Zoomを巡ってはFBIなどが、会議中に乗っ取りが発生していると警告する事態となっていた。
エリック・ユアンCEOは公式ブログで、「利用者の急増により、予期していなかった課題が生じている」と説明し、謝罪。通常の開発業務を90日間中断し、セキュリティ対策に集中すると表明した。

この記事へのコメント
100安全は無理だよなぁ