2019.12.20
ひと口和牛をアテにするという贅沢
『TOKYO COWBOY』の「サイコロステーキギフトセット」
前菜から〆までお肉づくしの肉割烹が人気の昨今、肉の前菜が肉、というのはもはや普通のことになりつつある。
ホームパーティの手土産では、ホストの作るメイン料理を邪魔しないことが鉄則だが、上質な肉を少量、前菜として食べるのは別の話。
『TOKYO COWBOY』は用賀の住宅街に店を構える、知る人ぞ知る和牛のフルオーダーカット専門店。
「旨い肉を少量で多種類楽しみたい」という大人のワガママに応えたのが、ザブトン、イチボ、サーロイン、ランプの4種を食べ比べできるギフトセットだ。
スタイリッシュなラッピングも話題となること必至。季節を問わない贈り物としても、覚えておいて損はない。
ほどよいサシと、しっかりとした赤身。大人のための塊肉
『0831 yummy』の「和牛塩釜ローストビーフ」
誰でも諸手をあげて喜ぶツマミは、ローストビーフだろう。
それが大人の舌を唸らせる逸品であればなおさらだ。
『0831 yummy』の「和牛塩釜ローストビーフ」は「納得できる取り寄せのローストビーフに出合ったことがなかった」と、シェフ自ら研究を重ねて完成。
A5ランクの和牛を炭を入れた黒い塩釜で焼き上げることで、水分を逃さず、しっとりジューシーに仕上がっている。
芳醇なトリュフとマデラワインのソースが、また絶品。口いっぱいに肉の旨みとソースが広がり、赤ワインがぐっと進む。
定番のシャルキュトリーは最高峰を目指せば間違いない
『IBERICO-YA 六本木』の「ハモン・イベリコレアル・ベジョータ 4年熟成」と『ブティック・トロワグロ』の「デリ」
スタートから最後まで活躍する、ホームパーティではすっかりおなじみの存在のシャルキュトリー。
必要不可欠ではあるが、並大抵のものでは驚きもない。ならばここは、希少性か一流メゾン、いずれかが賢い選択だ。
『IBERICO-YA 六本木』の「ハモン・イベリコレアル・ベジョータ 4年熟成」。
“ベジョータ”とは、100%純血種のイベリコ豚を原料とした生ハムに与えられる、最上位の黒タグを指す。
スペイン王室献上品でもある「レアル・ベジョータ」はその中でも全体の2%と、本国でも限られた人しか食べられないとか。
深い香りとしっとり滑らかな口当たり、舌に絡みつく旨みの応酬は、これまでの知った味とはまるで異なるはずだ。
『トロワグロ』は1968年以降、星を守り続ける老舗メゾン。そのエスプリが感じられるデリは、ショッパーとボックスに輝くロゴからして別格。
本格的な技法でつくられた一品から、シンプルで素朴な家庭の定番まで、気負わずフレンチを楽しめる。
デパートの地下で購入でき、時間がないときにも重宝する。
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