30を過ぎた女たちは、“年下の男”に対して幻想を抱く。
かわいくて、甘え上手で、癒し系。年下の恋人ができたら、きっと、とびきり楽しい毎日が待っている。
…だけど、もしもそれが「結婚」となったら?
―年齢差があればあるほど、頼りない。
―将来浮気されてしまいそう。
―もしかして、お金目当て?
そんな疑念がつきまとうのだ。
ベンチャーキャピタル勤務の山口泉(34)は、ある交流会で出会った7つ下の西村晴人から、いきなり告白され、友達から始める事に。
良い雰囲気だった二人だが、泉は自分が年上だということを無意識に感じてしまい、徐々にすれ違い始める。
デート中、晴人が濱野舞から電話があり、彼女の元に駆けつけてしまう。翌日お詫びをしたいと連絡が来たが…
「あ、泉ちゃん、久しぶり!」
「わ、夏子さん、お久しぶりです」
今日晴人と改めて会う約束をしていた私は、複雑な気持ちを抱えながらオフィスの廊下を歩いていた。
そこですれ違ったのが、他部署で1つ年上の夏子さん。彼女は確か、1年ほど前に結婚した記憶がある。
ふと見......
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この記事へのコメント
泉の“いずれ”はないっていうのはその通りだと思う。
その通りだけど、気持ちが付いてかない時もあるよね。
付き合ったとしても駒の進め方のスピードが全然違うと思う。相手の仕事が軌道に乗るの待ってたらアラフォーか🤦♀️だったら1年で結婚できる相手を探した方が。1番好きな人とは結婚出来ないって歌詞でありましたね。。
この二人はタイミングが合わなかった。年の差だけが原因じゃないだろうし。
長く付き合った彼と別れ次の恋をして、、短い間に沢山の感情が渦巻いただろうけど、きっとプラスに作用してくれると思いたい!