港区モード Vol.14

トゥーマッチに見えがちな装いにならない。ギリギリのさじ加減がシビれるスーツ


事実このスーツも、職人の手仕事が入ったワンランク上の『サルトリア・フェリーチェ』コレクションのものだ。

ソフトな肩周り、体を優しく包み込むような着心地、そして端正なフォルム……。

そんな現代のスーツに欠かせない要素を熟練職人の手によって見事に体現しつつ、エトロらしいネイビー地に走るブルーとレッドのワイドストライプが、洗練された遊び心を見事に表現している。


さらにインナーにストライプの赤をひろったニットを合わせれば、色彩豊かな装いながらも全身の色数が絞られるため、大人としての節度もしっかりとキープできるというわけだ。

ともするとトゥーマッチになりがちな装いをそう見せないギリギリのさじ加減。

それを下支えしているのが、上質な仕立てのスーツなのである。

若かりし頃は堅苦しい洋服の代表とも思えていたはずのスーツ。


でも、港区で自由に生きる大人の男が纏っていたのは、もっと軽やかで遊び心に溢れ、自然体に生きる彼そのもののような一着だった。

そんな、スーツの新たな楽しみ方を教えてくれるのも、たしかな仕立てと美しいテキスタイルとを高次元で融合させるとことを得意とする、エトロならではの魅力なのかもしれない。


▶Next:9月3日 火曜更新予定
大人のためのローファーをご紹介。

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