今夜さっそく行きたい恵比寿のビストロ最前線!女子が喜ぶ旬な店5選

吉田さんは正統派フレンチでの経験が長く、そんな吉田さんが作る料理は、ふたりでシェアして楽しめる大皿料理

明日を気にせず心地よく酔って夜を楽しみたい 『ヨシダ ハウス』

人通りも少ない明治通り沿いに建つ一軒家ビストロ。 LOは深夜26時。 常に賑わいを見せるこの店は、ワインとチーズだけを目当てに来る常連もいるほど、気軽な雰囲気だ。

それでいてお洒落さも美味しさも備えている、それが『ヨシダ ハウス』だ。家に遊びに来てもらう感覚にするためハウスという言葉を店名につけた。

店は繁華街ではなく静かなエリアに建ち、ふたりを入店前からしっとりとした大人のモードにさせる。

そしてカウンター席に腰かけてみれば、これが本当に家のように落ち着く。 白とウッドを基調にしたお洒落かつ温かみのあるデザインに、すぐにリラックスするだろう。

ヤングコーンにインゲン、カリフラワーといった15種類の野菜が入ったサラダ。ソテーやマリネなどそれぞれの野菜が一番美味しくなる調理が施され、実は手間がかけられている

LOは26時と夜深いが、日をまたいで食べても安心な軽やかさもある。

例えば15種類の野菜が入ったサラダは、トマトのエキスを効かせたドレッシングがかかり、その酸味が二軒目にほどよい。

千円以下の料理も多く、すべてがきちんと美味しい。

瞬間燻製したタスマニアサーモンにレモンクリームとサラダを添えた一品。ねっとりとした食感の旨味のあるサーモンが、巷のスモークサーモンとまるで別物。レモンクリームの酸味とまろやかさがサーモンをちょっとリッチにし、白ワインを進ませる

正統派ビストロを賢く使うなら、親密度を高めるペアリングで『Le Quatorze』

目指すは、流行りのネオビストロではなく、「1920年代、古き良きエコール・ド・パリの時代に、世界中のアーティストや文豪が集まっていたといわれるパリ14区のビストロの空気感です」と、マネージャーの樋野光紀さん。

その言葉通り、パリの街角で見つけたオーセンティックなビストロの如き佇まいには、彼女も目を輝かせるに違いない。

豪華で見た目にも華やかな「前菜の盛り合わせ」は、運ばれてきた瞬間に高揚する。ズワイガニとアボカドのタルタルイクラ添え、冷製フォアグラ、小帆立貝のオーブン焼き、牛舌の薄切りサラダなど実に十数種類の前菜を楽しめる

壁には往時のパリの写真やミシェル・ドラクロアのシルクスクリーンが飾られ、本場さながらの空気感に包まれる。手書きの黒板には、正統派ビストロ料理がズラリ。

ひと皿をガツンといただくのがビストロの流儀だが、少しずつ色々食べたいふたりには、¥4,750のコースにペアリング¥2,800(自然派ワイン)のオーダーがおすすめ。

青山や表参道の名店などで腕を振るってきた、ベテランの常盤智徳シェフによる、実直な料理を楽しもう。

「ル・キャトルズ自慢の牛ロースのステーキ フレッシュクレソン添え」

料理に合わせたワインもペアリングされているゆえ、あれこれ迷うことなく、心置きなくふたりの会話を楽しめる。

メインは「牛ロースのステーキ」。 150gとボリュームも満点だ。

肉汁とオリーブオイルのソースでシンプルに仕上げているため、肉本来の味をダイレクトに味わえる。しっかりと噛み締める美味しさだ。

ぜひ、自然派の赤ワインと合わせたい。

シンプルだからこそ、本質的。 誠実で真っすぐな料理だからこそ、自身の真摯な姿勢も伝えられるはずだ。

デザートは、バニラとピスタチオのアイスクリームの盛り合わせ

コースに付くパンは、メゾン・カイザーのパン・ド・カンパーニュ。自家製パテなど料理の陰の引き立て役だ。おかわりもできる

この記事へのコメント

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田舎者
ロバットは僕も押さえておきます。
2019/08/17 06:003
匿名
DRUNKARDさんの、モヒート、美味しそう✨11種の前菜と
頂きたいなあ❤️
2019/08/17 05:150

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