東京に比べ夏の平均気温で5度以上涼しいといわれる避暑地、軽井沢。
避暑地という以外に大人を惹きつけてやまない理由は、都内と遜色ない美食がそろう点だろう。
そんな軽井沢のランドマーク的ホテル、『軽井沢プリンスホテル』に地元の食材を集めた和食店がオープン。
しかも、9月末まで「東京カレンダーを見た」で人気の一皿をサービス中!
食偏差値も高いこの街で、食と涼、どちらも叶える週末を過ごしたい。
避暑地で美食を楽しむ幸せ
『日本料理 からまつ』
涼を求める東京の大人たちで賑わう軽井沢。夏の週末のおなじみの光景だ。
豊かな自然からなる豊富な食材と、舌の肥えた別荘族向けの上質な店の存在が、軽井沢を美食の地と印象づけている。
だが一方で、多くはファミリーや若者向けの店であるのも事実。つまり、大人が真の意味で満足できる店というと、その選択肢は限られていた。
だが、今年5月にオープンした和食店が、新たなる選択肢として話題なのをご存知だろうか。
場所は『軽井沢プリンスホテル ウエスト』。緑に囲まれた瓦屋根の”離れ“こそ、大人たちが熱い視線を送る『日本料理 からまつ』だ。
中山道に位置する軽井沢は、もともと旅籠ひしめく宿場町。日本海へ通じる北国街道を中心に、各地から美味なる食材が集結。
そんなストーリーに着想を得て、同店では日本海の海産物、信州の野菜、地元の川魚や和牛を楽しめる店となっている。
眼前の熱気と臨場感が避暑地のディナーを盛り上げる
奥のカウンターからは、出汁のやさしい香り、魚を焼き付ける音、羽釜から吹き出る湯気が客席まで届き、宿場町の活気を彷彿とさせる。
羽釜で炊かれるのは、長野県産の「五郎兵衛米」。信州佐久の水を使用して作られた米は、“幻の米”とも。粘りと甘みが強く、炊きたての美味しさは格別。
メニューはコース(夕食コース¥9,000~サ別)を中心に、アラカルトも充実。各地から厳選した旬の食材で、大人たちの舌を満足させている。
焼き物のメインは季節の川魚。この日は「岩魚塩焼き」。佐久の清流で育ち、臭みがなく、岩魚本来の香りと味を楽しめる。
「黒毛和牛フィレ肉の炙り焼き」。能登の揚浜式の塩でシンプルに食すのがおすすめ。すべてコースからの一例。
店内にはパーテーションで仕切られた6席限定の寿司カウンターも。
「寿司コース」(¥11,000・サ別)ほか、お好みでもオーダーできる。ネタケースには、甘海老をはじめ、日本海で獲れた新鮮な魚介が並ぶ。
店長自ら、中山道、北国街道沿いの酒蔵をめぐりセレクト。特に「信州亀齢 純米吟醸」、「ボーミッシェル」など、冷酒¥1,500~の品ぞろえは抜群。
またワインも、赤白ともに上田市や小諸市でつくられた長野県産がそろう。
ゴルフやホテルステイはもちろん、アウトレットや近くの温泉を楽しんだあと、各地の素晴らしい食材に舌鼓を打つ。そんな大人の避暑が、この店での醍醐味だ。
※2019年9月30日(月)まで、来店時に「東京カレンダーを見た」と伝えていただくと、「北陸のホタルイカの沖漬」を一品サービス中!
■店舗概要
住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢 軽井沢プリンスホテル ウエスト
TEL:0267-42-1111
営業時間:朝食 7:00~10:30
ランチ 10:30~15:00
ティータイム 15:00~17:00
ディナー 17:30~21:00
席数:44席、寿司カウンター6席、テラス席20席※季節営業
定休日:無休
夕食付き宿泊プランあり