サヨナラH Vol.4

「毎日シャンパン、移動はヘリコプター」。熱狂的な16年前の六本木で、幸せを掴んだ女と消えた女の分岐点

一つの時代が、終わりを告げようとしている。

「M T S H  年  月  日」

書類などで、生年月日を記入する欄に書かれている「M T S H」の文字。そしてもうすぐここに、「R」の新しい文字が加わるのだ。

「H」という、31年と少し続いた時代が終わろうとしている今、東京カレンダーでは「H」を象徴するようなエピソードを振り返ります。

あの日あの時、あなたは何をしていましたか?

今回は年上の歯科医と結婚し、専業主婦をしている元港区女子の美希(37歳)が主人公。

東京中が踊らされ、そして泡のように消えていったIT長者たちは・・・?


「車寄せじゃなくて、エントランスの方にお願いします」

『フィオレンティーナ』でお茶をするため、「グランドハイアット東京」をタクシーで目指す。快晴で気持ちの良い今日は、テラス席でも良いかもしれない。

そんなことを考えながらタクシーを降り、空を見上げてみる。そこにそびえ立つシ......


この記事へのコメント

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私は当時、地方の獣医学部の学生だったのでヒルズ族よりも鳥インフルに興味がありました。同じような年齢の女の子達がこんなにキラキラした生活を送っていたなんて全然知らなかった…
2019/04/08 06:2099+返信7件
No Name
ヒルズ族、、もうホリ○モンの顔しか浮かばなかった😂笑
こういうギラギラした世界のぞいてみたかったわ〜(アラサー兼業主婦)
2019/04/08 05:2499+返信4件
No Name
んで東カレさんはまだキラキラインフルエンザを募集するわけだ?
2019/04/08 05:3797返信1件
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