東京で1人暮らしを始める際、家賃の高さに目を疑う人も多いのではないだろうか?
特に23区の人気エリアでは、狭い1Kでも10万円を超えることはザラ。まだ収入の低い20代の若者たちの中には、“実家暮らし”を選択する者も少なくない。
家賃がかからない分可処分所得が多くなり、その分自分の好きなことにお金を使えることは、大きなメリットだ。
大手総合商社で働く一ノ瀬遥(28)もそのうちの一人。
仕事は完璧、また収入の大半をファッションや美容に投資できる彼女はいつも隙なく美しく、皆の憧れの的。最近は新しい彼氏もでき、全てが順風満帆…のはずだったが!?
お互いへのパーフェクトなイメージを持ち付き合い出した遥と圭介。互いに実家暮らしであることにショックを受け、遥は平気な振りをして不安な夜を過ごすが…?
表参道で、ウキウキの週末ブランチのはずが…?
週末、遥は圭介と『LONGING HOUSE 表参道』でのんびりしたブランチを楽しんでいた。
「遥、おいしい野菜が食べたいって前に言ってたから。…どうかな?」
圭介が遥の顔を覗き込む。クールに見えても、些細な発言を覚えていてくれる愛情深いところに、強く惹かれていた。
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この記事へのコメント
むしろ逆です。色々遊んで帰ってきても実家のようにソファーで寝転べるわけじゃなく、家事が待っていてさらに疲れる。子供がいたら、その何倍も疲れる。
この子は現実わかってないし、贅沢&わがまますぎ。
今の環境や彼の良いところに感謝できない遥は、
一緒に暮らせるようになったところで別の不安や不満を募らせてそう