—翌月。
同期の真人の歓迎会が行われた。昔は頻繁に集まって飲んでいたのに、家庭を持ち始めた同期もチラホラおり、集まる頻度はすっかり減っていた。
社内でいつも顔を合わせる同期もいるが、子会社に出向していたり、フロアや部署が違うと全く会わない奴もいる。
金曜の夜、こんなに大勢の同期で集うのはいつ振りだろうか。それほど、真人の人望が厚い証拠でもある。そんな真人は、「お酒は立って飲んだ方が落ち着く」と、すっかりニューヨーカーのようになっていた。
「涼介、何か雰囲気変わった?こんな颯爽としていたっけ?」
真人の鋭さに驚く。
実はあの後道隆先輩に教えてもらったスーツブランド『ONLY』へ行き、テーラーメイドのスーツを誂えたのだ。
京都発祥の『ONLY』は、職人的なものづくりの精神が根底にあり、品質の良さは折り紙つきだ。最高級のブランド生地から選べ、オプションで裏地やボタンを選ぶこともできる。また採寸も正確で早く、ビジネスマンとして格好よく見える“ベスト・バランス”で作ってもらえたのだ。
「最近、出張のときそのままパーティーや会合に行ける“ちょうどいい”スーツを探しているんだけど、意外に難しいんだよなぁ」
「分かるなぁ、それ。しかも俺は嫁さんとか置いて一人でゆっくり買い物するわけにも行かないし」
同期たちの会話に頷きながら、僕は先日行った『オンリープレミオ東京 有楽町店』の話をした。
◆
『オンリープレミオ東京 有楽町店』は「ヒューリックスクエア東京」の2階にある。300坪ほどあるという広い店内は、落ち着いた雰囲気がありながらも洗練された空間で、入った途端に高揚感に包まれた。
また店内は国内のビジネスシーンだけではなく、パーティーシーンにも対応するアイテムが全て揃っている。時間のない僕にとっては非常に便利で楽しい空間だった。
「え・・・。全然違う」
スーツに腕を通すと、自然と背筋がすっと伸びる。正直、スーツ一着でここまで気分が変わるとは思っていなかったのだ。
スーツ一着だって正直そこまでこだわりはなく、“何となく”格好よく見える物で済ましてきた。だが細部までこだわり、自分の体型に合ったオーダーメイドのスーツは、やはり全くの別物だと実感した。
仕事だって、同じことが言える。
同じ仕事をするにしても、今目の前にある仕事を少しだけ別の角度から見て精度を上げることで、全く別次元の物となる。 実際に、先週再提出した新規プロジェクトの事業計画書を見た先輩が、驚いたような顔をしていた。
些細なことなのかもしれない。真人の動向や出世具合が気にならないと言ったら嘘になる。だが僕は、自分らしいやり方で仕事に邁進する決意をした。
今目の前にある課題に真摯に向き合うこと。相手が求めていることに対し、誠意を持って答えること。それが男としてカッコいいと分かってきたのだ。
美咲との恋の行方は・・・?
「ごめんね、待った?」
「ううん。ってあれ?なんか今日の涼介、いつもと違う・・・?」
一次会で抜け出し、僕は急いでBARで待っている美咲の元へと走った。『オンリープレミオ東京 有楽町店』で買い物しているときに、「ヒューリックスクエア東京」4階の『ザ・ゲートホテル東京 by HULIC』に入っているいい感じのバーを発見したのだ。
仕事だけではない。
もう、逃げも隠れもしない。一つ一つのことに真摯に向き合うと決めたから。
「…今度、美咲のご両親に会ってみたいな」
美咲のパァっと明るくなる顔を見て、僕の方まで笑顔になった。
Fin.
涼介がスーツを買った『オンリープレミオ東京 有楽町』はこちら!
2019年1月、有楽町にある「ヒューリックスクエア東京」の2階フロアに、約300坪の広さを誇るオンリーのフラッグシップストア『オンリープレミオ東京 有楽町店』がオープン!店内では、メンズ・ウイメンズのスーツだけでなく、パーティーシーンに対応するウェア、小物等を一堂に集め、ビジネスパーソンの活躍を支える。
<店舗概要>
オンリープレミオ東京 有楽町店
所在地 :東京都千代田区有楽町2-2-3
TEL :03-3573-3340
営業時間:11:00~21:00
※オーダースーツ(テーラーメイド)¥38,000(税抜)~