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  • 30歳を迎える商社マンが同期に感じた小さな“差”。勝ち組の男だけが知る、出世争いから抜きん出る方法

    男の人生には、何度か過渡期がある。

    順風満帆だったとしても突然壁にぶつかることもあるし、何か突き抜けたいと焦燥感に駆られる時が来る。

    都内の総合商社に勤める桜井涼介、29歳。

    小学校の頃は親の転勤で海外にいたため、語学は堪能で、それなりに仕事もできている方だと思っていた。

    しかし30歳手前になり、徐々に同期との差が生まれ始める中、今後自分が進むべき道を悩んでいた―。


    年収1,000万にはなった。その先にあるものは・・・?


    —涼介、聞いた?真人がNYから帰国するのに合わせて歓迎会をするから、来月の1日空けといて!

    よく晴れた昼下がり、打ち合わせの合間に同期の颯太から入ってきた社内チャットに、僕は思わず小さな声で“マジか”と呟いてしまった。

    新卒時代に一緒の寮で寝食を共にし、毎週末バカなことをして過ごした同期・真人は、いつの間にか頭一つ抜け出し、同期の間で出世頭と言われている。

    NY勤務も早々に決め、向こうでのプロジェクトで大きな成果を残したらしい。それは日本にいる僕たち同期だけでなく、社内中の人間の耳に入っていた。

    —真人が帰ってくるのかぁ・・・。

    真人がいなかったこの4年間に、僕は2年の中国駐在を終えたが大きな手ごたえはなく、目標を見失っている。仕事は楽しいし、気づけば年収1,000万を超えたが、真人のような爪跡は残せていない。

    目標としていた年収のラインは超えたはずなのに、何故だろうか。

    仕事はうまくこなしているが、自分じゃなくてもできるんじゃないか?とついつい思ってしまう。実際に先週、新規プロジェクトの事業計画書を先輩に出したら、「何か見たことのあるような計画書だな」と突き返されてしまった。

    そんなモヤモヤした気持ちを抱えたまま会社の下にある店へランチに行くと、今話題のプロジェクトを手がけている道隆先輩と会った。

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