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  • 『清水寺』の貸切りイベントが凄い!大人の好奇心をくすぐる趣向盛りだくさんな一晩を満喫しよう!

    世界に誇る京都の名刹『清水寺』。

    国宝や重要文化財が数多く立ち並ぶ特別な空間を丸ごと貸し切ってしまう、知る人ぞ知るナイトイベントがある。それは、アメリカン・エキスプレスの会員だけが堪能できるスペシャル企画!

    それではさっそく、ゲストの心を震わせた「世界遺産 清水寺夜間特別拝観」の全貌をご紹介していこう。


    今年のテーマは、4つの「融合」
    ~相対するものが重なることで響き合う世界観に酔いしれる~

    京都東山の「音羽山」中腹に建つ世界遺産『清水寺』。開創は778年、1200年ほど昔に遡る。昔から幅広い層に親しまれ、清水寺参詣は人々の楽しみの一つであったという。

    そんな京都屈指の名刹『清水寺』に様々な趣向を凝らし、選ばれたゲストだけをおもてなしする。これこそが、本イベントの醍醐味なのだ。

    今年は、13万㎡におよぶ広大な境内を、4つのテーマでエリア分けした演出がなされた。ゲストは、「笑いと学び」「光と闇」「東と西」「聖と俗」といった相対する世界観の「融合」を体感した。


    ◆「笑いと学び」で、心を耕し、人生を支える!


    ※夜間特別拝観コースに先立ち開催された、130名様限定のスペシャル企画

    半纏姿のスタッフが、「結び」のモチーフで描いた提燈を携えてお出迎え。

    爽やかな秋晴れ空が、徐々に暮れはじめた頃、続々とゲストが「笑いと学び」の会場に集まって来た。

    境内の夜間特別拝観に先立ち、清水寺貫主・森清範(もり・せいはん)氏の「法話」と、五代目・桂米團治氏の「落語」を愉しめるプランもあり。130名限定の‟特等席”に、北は北海道から南は沖縄まで、41都道府県から参加者が集った。

    『清水寺』ならではの「法話」×「落語」の融合は、先人の教えをユーモラスに、そして心に響く内容で構成。参加した人々は、年齢・性別、立場を問わず、大笑いしながら心にしみる貴重なひと時を過ごした。

    ◇森清範 貫主の「法話」

    年末の風物詩となった、‟今年の漢字”を力強く書く姿でおなじみの、森清範貫主。

    法話では、都の東の守り神・青龍が住まう清水のことや、『清水寺』の縁起、観音信仰にまつわる話まで、親しみやすい言葉でお話いただいた。

    また、私たちの日常が幸せになるための教えとして、「言葉のエネルギー(言霊)」の重要性を説かれた。

    「思っている事は心にしまわず、言葉にして発することが大切。言葉には、言霊が宿っており、相手を勇気づけることもあれば、傷つけてしまうこともある。

    言葉は、一度発したら取り消しできない。だからこそ日頃から、美しい言葉、優しい言葉、感謝の言葉などを多用し、心と心の懸け橋になるように、大切に扱うことが肝要である」と結ばれた。

    ◇桂米團治氏の「落語」~『はてなの茶碗』

    人間国宝・故 桂米朝氏の長男である、五代目・桂米團治氏。偉大な父と同じ道に進んでからのエピソードも披露。

    米團治氏の「落語」は、ご自身の襲名披露時のドタバタ劇を交えた自己紹介からスタート。あっという間に会場が大きな笑いに包まれた。

    また、上方落語と江戸落語の違いや、落語は‟説法”を面白く伝えることから派生したものであるなど、落語ビギナーにはありがたい豆知識もちりばめられ、どんどん盛り上がりをみせていく。

    そして、いよいよ『清水寺』の音羽の滝が登場する落語「はてなの茶碗」を披露。軽妙かつ臨場感たっぷりの語り口に参加者たちは引き込まれ、最後は会場いっぱいに響き渡る大きな拍手で幕が閉じられた。

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