大政絢に東京タワー真下のテラスでビールを渡したら、溢れ出る艶っぽさに釘づけになった！

「10代でデビューしてからずっとモデル業と女優業を両立し、がむしゃらに突っ走ってきました。チャンスをいただけるのはありがたいことだし、20代前半まではその状態を受け入れていたんです。

でも、25歳になってちょっと考え方が変わりました。オフを満喫しよう、満喫するべきだって。人生は仕事だけじゃない。休日も満喫しているからこそ、仕事で力を発揮できる――。その想いが自分の中に芽生えてからは、お休みの過ごし方も変わりました」

オンとオフの切り替えは、どうやら一日24時間の中でも実践されているらしい。セリフを覚えるのは現場か、移動するクルマの中。家に仕事は持ち込まず、自宅の玄関に入り、2匹の愛犬に出迎えられた瞬間、「身も心もすっぴんになる」とのことだ。

今年、大政さんは27歳になった。30歳が近づくにつれてとかく女性の心は揺れがちだが、果たして彼女は何を想うのか。インタビューの最後に尋ねると、彼女は苦笑交じりにこう返してきた。

「30歳までには結婚して、子供を産んでいるイメージでしたが、現実的ではなくなってきたかもしれません（苦笑）。もちろん憧れはあります。

でも、その一方で物事を俯瞰する力が付いて、仕事が面白くなってきたのも事実。今後もモデルと女優の両立は続けていきたいですし、そんな自分を必要としていただけるように内面を磨いていきたいですね」

その口調はきっぱりして、表情は清々しかった。キュートにしてクール。だから、彼女には惹きつけられるのかもしれない。

■プロフィール
おおまさ・あや　1991年生まれ、北海道出身。ドラマ『ラブリラン』『あなたのことはそれほど』など数々の作品に出演。『BAILA』をはじめファッション誌でモデルとしても活躍中。

■衣装
ワンピース￥168,000、ベルト￥14,000〈ともにヌメロヴェントゥーノ／イザ TEL：0120-135-015 〉、ピアス￥28,000〈エナソルーナ／エナソルーナ 神宮前本店 TEL：03-3401-0038〉

■クレジット
Photos/Akira Maeda＠MAETTICO, Styling/Chizuru Komatsu, Hair&Make/Riho Takahashi＠HappyStar, Text/Mio Amari

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。