婚活モンスター Vol.2

婚活モンスター:付き合っても長続きしないのが悩み。毎回同じセリフで振られる女の苦悩

東京の至るところで目撃される、婚活モンスター。

他をも圧倒するほどのこだわり。

時としてそれは、人をモンスターに仕立て上げる。

結婚へのこだわりが強いばかりに、モンスターと化してしまう、婚活中の女たち。

あなたのまわりにも、こんなモンスターがいないだろうか…?

前回は、商社マン大好きなを紹介した。さて、今週のモンスターは…?


「お母さーん!TWGの紅茶もう無くなってるよ!せっかくお家でゆっくり飲もうと思ったのに!」

土曜日の昼下がり、芙美はふてくされたように実家のソファに横たわった。

オーガニック化粧品会社に勤めている、27才の芙美。

就職と同時に一人暮らしをする予定だったが、等々力にある実家の居心地の良さから離れられず、未だに両親と住んでいる。

「あらもう無くなっちゃった?芙美、今日予定無いなら買って来てちょうだい」

芙美の母親は今年で53才になるが、綺麗で若々しい。芙美の父親・祐治と結婚してからは仕事をしたことがなく、専業主婦をしている。

父・祐治は会社をいくつか経営しており、一人娘の芙美を大変可愛がった。それは、芙美がアラサーになった今でも変わることはない。

「え〜せっかくの休みなのに…じゃあ理沙誘ってみようかな」

芙美はすぐに幼馴染の理沙にLINEを送り、お茶に誘った。

幼馴染の理沙は最近芙美の実家近くで一人暮らしを始め、二人はまたこうして頻繁に会うようになっていたのだ。

理沙からはすぐに返信があり、こうして二人は1ヶ月ぶりに自由が丘で会うことになった。



芙美が店に入ると理沙はすでに席に座っており、こっちだよと軽く手を振っていた。

「理沙急にごめんね!元気だった?」

「いいよ、ちょうど時間あったし。それより、あの彼とは仲良くやってる?」

理沙から早速聞かれて、芙美は答えに困ってしまった。

その彼とは、先週別れたばかりだからだ。それも、“ある言葉”とともに、芙美はフラれていたのだ。

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