東京に“ネブミ男”と呼ばれる男がいる。
女性を見る目が厳しく、値踏みすることに長けた“ネブミ男”。
ハイスペックゆえに値踏みしすぎて婚期を逃したネブミ男・龍平は、恋愛相談の相手としてはもってこい。
相手を値踏みするのは女だけではない。男だって当然、女を値踏みしているのだ。
そこで値踏みのプロ・龍平に、男の値踏みポイントを解説してもらおう。
今週、彼の元にやってきたのは...?
「龍平さん、ですよね?わぁ〜初めまして!実物は、想像以上にカッコいいんですね!」
スラリと伸びた長い手足。
それに加えて、何とも言えぬ圧倒的なオーラ。
龍平の目の前に現れたのは、『バチェラー・ジャパン シーズン2』に登場している右手愛美(うて・まなみ)だった。
「愛美ちゃんって、オーラが凄いね」
しばしその美貌とオーラに圧倒され、龍平は愛美を見つめる。
抜群のスタイルに、明るい性格。カラっとした受け答えは周囲の雰囲気をも変える。
「そうですか〜?でも、私未だに分からないんです。バチェラーの小柳津(おやいづ)さんにフラれた理由が」
急に声のトーンが落ち、ちょっと悲しそうな顔をする愛美。
明るいし一緒にいて楽しいし、良い母親になれそうな雰囲気も満載。どちらかと言うと彼女向きと言うよりも、嫁向きかもしれない。
「でしょ〜!?だから、私がフラれた理由って何ですか?」
この時は、龍平もまだ分からなかった。
しかし食事の後半には、彼女が選ばれなかった理由がよく分かることになるのだった。