2018.05.18
青山デートに女性を誘うならば、やっぱり名店をしっかりおさえておきたいところ。
まずはランチから休日デートをスタートしたいと考えるなら、『礼華 青鸞居』を訪れてみて。
しっとりと上質な空気が流れる青山ならではの雰囲気と、本格的な中国料理を楽しめるのだ。
青山ランチデートならばおさえておきたい名店
外苑前駅から徒歩2分。南青山三丁目交差点のほど近くに『礼華 青鸞居』はある。
青山に2009年に誕生した同店は、言わずと知れた中華料理の名店。2018年には『東京ミッドタウン日比谷』にも出店し、話題となっている。
夜になると接待や会食でも人気の店だが、ランチもかなり魅力的なのである。
もし、気になる女性とのランチデートが決まったならば、『礼華 青鸞居』を予約すれば間違いないだろう。
予約して訪れるならばランチコースの「杏子」(3,700円)がおすすめ。リーズナブルな価格であるが、礼華ならではのモダンなプレゼンテーションはそのまま楽しめる。
まず、運ばれてくるのは「本日の前菜盛り合わせ」。シャンパンからスタートしたくなる鮮やかさだ。
この日は「巻き海老の紹興酒漬け」、「ツブ貝の醤油漬け」、「ピータンの卵白寄せ」、「窯焼き広東風叉焼」、「ひと口棒々鶏」、「大豆のはっかく煮」、「ウドの和え物」の7種。この一皿だけでもお酒がどんどん進んでしまう。
テーブルにセットされている飾り皿は、オーナーの新山シェフが中国で出会った100年ほど前の骨董品をモチーフに作ったもの。その場の空気もパッと華やかにしてくれる。
そんな美しい前菜を味わった後には、「生海苔と黄ニラのフカヒレスープ」、そして1ヶ月ほど塩漬けにして挽いた発酵唐辛子を使用し、さっぱりとした味わいが楽しめる「オーシャントラウトの発酵唐辛子炒め」と続く。
コースの中でも人気なのは「いわいどりもも肉の香味ソース」。
骨付きもも肉をじっくりと火を入れ、中はジューシーに、皮はパリッと仕上げた一品。パセリ、長ネギ、生姜で作られた香味ソースも、鶏肉の味わいを引き立ててくれる。
そして食事のラストは「桜海老入り竹の葉包みのちまき」。竹皮から中身が顔を出した瞬間に、桜エビの香りが鼻をくすぐり、食欲を刺激してくれる。
これを食べるためにここを訪れるファンもいる名物「やわらかアンニン豆腐」もコースのデザートとして登場。
生クリームとエバミルクを煮つめることで生み出される濃厚な旨みが特徴。しかし、濃厚でありながらもツルンと口を滑っていくような食感で、完食はあっという間。
食事のラストを儚くも上品に締めくくってくれるのである。
この記事で紹介したお店
礼華 青鸞居
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