これぞ、ザ・港区!「どんな店でも予約するよ」が口癖の絶頂期の成功者たちが今、一番注目するお店とは?

魅惑の街・港区。この街に多く生息するのが、経営者として、一代で財を成し、金と名誉と自由をつかみ取った成功者たち。

彼らの多くは日夜港区に出没し、遊びまくっている絶頂期の派手な存在。

こと、グルメに関しては「話題の新店」や「看板のない店」に我先にと足を運んでいる!

重要視するのは、その店に行くこと自体が優越感になっていたり、選民意識を感じられること。

そんな彼らから注目を集めるレストランが、昨年7月飯倉にオープンした。

※こちらの店舗は現在閉店しております。


シェフから30cmの特等席!その躍動感と臨場感もディナーの一幕
『Restaurant Saveurs Complices』

自分を信じ続け、名声を勝ち取ってきた港区の成功者たち。自分が特別な存在だと考えている彼らは、常に優越感を求める。

それは、レストランに対してもだ。さらに、成り上がってきた彼らの選定基準に「分かりやすさ」は欠かせない。

店名にあるコンプリスとはフランス語で「秘かな合意、共犯者」という意味

昨年7月、飯倉にオープンした『サブール・コンプリス』には、そんな「港区ドリーマー」にぴったりの特別なアプローチがある。1フロアの店内は、奥行きがあり、左右の壁際にはテーブル席が並ぶ。

そして、最奥部にはオープンキッチンと、その前に2席だけのシェフズテーブル。4席あるが、大抵2名しか入れないというスペシャルシートだ。

この席のメリットは、目の前がキッチンのため、他の席のゲストが気にならない点。より、ふたりだけの世界に没頭できるというもの

つまり、この席を予約すれば、レッドカーペットよろしく、ゲストたちの視線を集めながら、美女をエスコートすることになるのだ。自身の優越感を満たすのに、これ以上の舞台はないだろう。

着席したら目の前はキッチンのみ。他のゲストは目に入らず、しかし、背中には視線を感じる。30cm先ではシェフが料理の仕上げを行い、臨場感この上ない。

「牛舌のディアブルスタイル」。料理はともにシェフズ テイスティング コース¥14,000より

そこでいただくのは、渡米し、東海岸南部の郷土料理とフレンチを融合した手法を学んだ、山下浩幸シェフの料理。この双方のスタイルを彼なりに咀嚼。例えば、この「牛舌のディアブルスタイル」。

コンソメで柔らかく煮込んだタンにディジョンマスタードの辛味が刺激的。

タンに添えたムースのほか、甘みが際立つキャベツのピュレ、ベーコンとともに炊いた黒キャベツも添え、タンから取ったジュで仕上げる。

アルバ産ホワイトトリュフリゾット。カルナローリ米のリゾットには食感も楽しいセロリラヴ。その香りに、3年熟成パルミジャーノのコクを合わせた。トリュフは卵黄からも芳醇に香る

スパイスなど、構成する味は多彩だが、主役の食材は明確で、何より、一体感が素晴らしい「日本人のためのフレンチ」を作り上げた。

男性は優越に、女性は愉悦に浸る、これぞ「港区ドリーマー」に相応しい、レストランである。

香ばしい味わいの「鴨のロースト ピーナッツバター」

プレゼンテーションもユニークな「ドライエイジングポーク ソース・レッドアイ グレービー」

レザーのナプキンホルダーなど、ソリッドな小物も男心をくすぐる

Photos/Yuji Kawata@Riverta Inc.,(model), Yuji Kanno(food), Styling/Shinya Nakanishi, Hair & Make/AKANE, Text/Haruka Koishihara

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