都会の煌めきとリゾートの解放感が融合する隠れ家バー
遊びを知る大人は、例外なく"色気"を好むものである。それは、なにも対人間に限ったことではない。東京には、"色気のある空間"が数多存在するが、そういう場所には、自然と"遊び上手"が集うのだ。
‘09年に惜しまれつつ閉店した『imoarai』は、当時の東京を代表する、大人の社交場のひとつであった。六本木のマンションの1室、インターフォン越しに来店の旨を伝えると、オートロックが解除され、入店できるというシステムは、"飽食気味"の大人の好奇心をそそるに十分な演出だった。
テラス席からは、六本木ヒルズや東京タワーなどを一望することができ、そこに身を置くだけで、ロマンティックな気分を味わえると話題を呼んだものだ。その"色気ある空間"の復活を願う人々の声により基本的なコンセプトはそのままに、場所と店名を改め、再スタートをきったのが『六七』だ。
住所は例によって非公開だが、六本木7丁目にあるマンションの1室には『imoarai』の世界観がしっかり踏襲されている。もちろん、美景を堪能できる屋上のテラスも健在だ。ミクソロジストの太田喜貴氏が作る季節の果物を用いたフレッシュカクテルを片手に"心地酔い"大人のひと時を過ごしてみてはいかがだろうか?