結婚ゴールの真実 Vol.16

結婚ゴールの真実:DINKSはもう古い?エリート女が専業主婦に徹する理由

「結婚=ゴール」なんて考えは、古すぎる。

東京の恋愛市場は、結婚相手を探す女で溢れかえっているが、結婚はゴールではない。そんなものは、幻想だ。

吾郎、34歳。長身イケメン、東大卒、超エリートの企業法務弁護士。

吾郎いわく、結婚をM&Aに例えるならば、M&A実施の調印式=結婚式であり、PMI(買収実施後経営統合)=結婚後の生活となる。東京婚活市場において、PMI軽視の風潮は非常に強い。

とか言いながら、ちゃっかり英里と結婚した吾郎。しかし、彼のアンチ結婚主義は変わらないようだ。

引き続き、既婚者たちの結婚生活を、彼独自の目線で観察していこう。


紀子という女は、吾郎の大学時代の3つ上の先輩で、すこぶる頭の良い、典型的な男勝りのエリート女だった。

新卒で外資系コンサルティングファームに就職し、数年後には東海岸でMBA取得、その後またコンサルタントとして散々活躍した後、今度は某事業会社に引き抜かれ、30代前半で役員の座に就いた。

それほど仕事がデキるだけあり、紀子は性格も姐御肌で友人も多かったが、クールな外見とキャリアウーマンが身につけがちな威圧感で、男っ気はあまりなかった(恐らく多忙で時間もなかっただろう)。

よって、彼女のような人種は、独身を貫くか、“主夫”となるような男を見つけるか、もしくは年下の美少年なんかと晩婚するのだろうと、吾郎は勝手に分析していた。

しかし紀子の選択は、吾郎の予想を大きく裏切った。

彼女はIT系の会社を経営する、業界ではちょっと有名な男と急に結婚を決め、なんと専業主婦になったのだ。

その後は早々に子どもを2人産み、復職することもなく、家庭に入ったままである。

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