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3年目の失恋
男女の恋の違いは、こんな風に言われる。 女が恋するときは"上書き”保存、男は別フォルダ。 女性は過去の恋をすぐに振り切り、次の恋へ進むのだ。しかし女にだって、上書きできない恋はある。 それが、毎日顔を会わせる社内恋愛だったら、尚更のこと。 渋谷にある大手IT企業に勤めるリナ(26)には、入社以来3年片思いしている先輩がいた。 これはなかなか“上書きできない女”が一歩前へ進もうとする、ある恋の物語―。
2017.09.19
二世を狙え!
生まれた時から勝ち組。 そう言われる一方で、「親の七光り」「二代目は会社を潰す」と揶揄されることもある二世たち。 親の潤沢な資金を受け継ぎ、悠々自適に暮らしているようにも見える彼ら。 そんな彼らの、知られざる生態を暴いていこう。
2017.09.15
丸の内のプーさん
丸の内勤務の証券マン・江森(通称:えもりん)、30歳。おとめ座。 外見はプーさんそっくり、愛されキャラな男。好きな食べ物はハチミツ...ではなく、『ウルフギャング』のプライムステーキ。 港区生まれ、港区育ち、育ちのいい奴らは皆トモダチ。生まれながらに勝ち組な彼は、日本を代表するエリート・サラリーマンとして独身生活を謳歌している。 だが、イケてるはずなのにちょっと拗らせ気味な男・えもりんの恋の行方を追ってみよう。
2017.09.05
誘惑する唇
女の唇は、キスするためにある。 花が甘い蜜で虫たちを引き寄せるように、唇で男たちの熱い視線を独り占めにする女がいる。 どんな言葉を並べるよりも、それが効果的であることを、一部の女はすでに知っている。
2017.08.31
東カレデート対決
初デートは、戦場と言っても過言ではない。 会話を盛り上げるために頭を高速回転させる男。それに合わせつつ、ちょっとした言動や会話で男をふるいにかける女。 モテる男女とは、いったいどのような会話を繰り広げているのか? そして皆さんは、他人の2人きりの会話をしっかりと聞いたことがあるだろうか?
2017.08.22
ドクターラバー
医者を好み、医者と付き合い、結婚することを目指す。 そんな女性たちを、通称「ドクターラバー」と言う。 日系証券会社の一般職として働く野々村かすみ(28)も、そのひとり。 彼女たちはどんな風に医者と出会い、恋に落ち、そして生涯の伴侶として選ばれてゆくのだろうか? 医者とドクターラバーたちの恋模様は、一筋縄ではいかないようだ。
2017.08.10
東京プールラバー
幼い頃に汗だくになりながらも、無我夢中で遊んだ日々を、夏が来る度に思い出す。 しかし、夏を満喫したい気持ちは何歳になっても変わらないものだ。灼熱の太陽が降り注ぐとき、私たちは未だに浮き足立つ。 そんな幼な心を残したまま大人になった私たちが集うのは『ホテルのプール』という楽園だった。
2017.08.08
出世の花道
出世したい―。 サラリーマンである以上、組織の上層部を狙うのは当然のこと。 だが、仕事で結果をだすことと、出世することは、イコールではない。 そんな理不尽がまかり通るのが、この世の中だ。 出世競争に翻弄される、大手出版社同期の2人。 果たして、サラリーマンとして恵まれているのは、どちらだろうか。
2017.08.07
結婚維持活動
東京の女性たちは勘違いをしているかもしれない。 結婚できれば、それでハッピーエンドだと。 だが、生活を共にし始めてからが本番だ。結婚した後は、夫婦生活を継続するための「結婚維持活動」が必要である。 ー人間は判断力の欠如によって結婚し、 忍耐力の欠如によって離婚し、 記憶力の欠如によって再婚する。 フランスの劇作家、アルマン・サラクルーの言葉のように、「結婚維持」のキーワードは果たして、忍耐なのか? この連載では、東京で「結婚維持活動」に勤しむリアルな夫婦の姿をお届けしよう。
2017.08.01
人形町の女
結婚して家を買い、そして子どもを授かる。 今まで「幸せ」だと信じて疑わなかったもの。 しかしそれを信じて突き進んでいくことが、果たして幸せなのだろうか? 外資系化粧品会社でPRとして働く祐実、29歳。 結婚後豊洲に移り住んだ彼女は、水天宮に参拝した帰りに人形町に立ち寄り、ある思いに駆られ、悩み始める。 これは東京でもがき苦しむ女性の、人形町を舞台にしたある物語―。
2017.07.31
華麗なるお受験
教育は平等、ではない。 親の経済力が子どもの教育や学力に反映される「教育格差」。 東京の中心で暮らす裕福な家庭では、子どもの教育に桁違いの金額を費やしていると聞く。 東京カレンダーでは、熾烈なお受験戦争を勝ち抜いた母親たちに話を聞いた。 知られざる、お受験の世界。 その舞台裏は、常識からかけ離れたものだった。
2017.07.31
What Is Hip?
美への意識が顕著に表れるのが、お尻。 “健康美”という言葉がもはや定番となった近年。 フィットネスや健康的な食生活への意識は、かつてないほどに高まっている。 お尻は女性の象徴であり、普段の生活習慣やカラダ年齢が顕著に表れると言われる。 美尻を持つ女たちの秘密。その真相を、探っていこう。
2017.07.30
メニューによります2
男性から食事に誘われたら、必ずこう答える女がいる。 「メニューによります」 男をレストラン偏差値で査定する、高飛車美女ひな子が、中途半端なレストランに赴くことは決してない。 彼女に選ばれし男たちは、高飛車に肥えた彼女の舌を唸らせるべく、東京中の美食をめぐり、試行錯誤を繰り返す。 これまで多くのレストランで様々なドラマを見せてくれたひな子だが、美食を巡る冒険は、まだまだ続くようだ。
2017.07.29
赤坂の夜は更けて
夜更けの赤坂で、男はいつも考える。 大切なものができると、なぜこんなに怖くなるのだろう。 僕はいつも同じところで立ち止り、苦しみ、前を向こうとして、またつまずく。 赤坂で、男はある女と出会う。彼女の名前はハナ。ひと回りも年下の女だった。 夜が更けていくたびにどんどん深くなる男の心の闇に、ハナは一寸の光となるのか…?
2017.07.28
港区おじさんコレクション
外資系投資銀行でバックオフィスを担う、有希、30歳。 彼女は「業界内での出世」を狙うべく、様々な港区おじさんと関係を深めていく。 業界内にとどまらず、事業会社の地位ある人物にまで触手を伸ばしていき、港区の酸いも甘いも知り尽くした彼女に与えられた呼び名は、“港区おじさんコレクター”。 最初は出世のための社交だったものの、徐々に港区おじさんの世界にハマり、港区おじさんのポートフォリオを組むようになってしまった有希が、港区の裏側を暴いていく。
2017.07.28
マウンティングの虚像
―マウンティングとは霊長類に見られる、社会的序列の確認と自己顕示のための行為。 東京の女たちは今日も霊長類のごとく、笑顔の裏でマウンティングを繰り広げている。 だが、一部の女は気づき始めた。 マウンティングは、虚像でしかないことを。 果たして、その世界から抜け出した先には、どんな世界が広がっているのか。 マウンティング世界の向こう側を、覗いてみたくはないだろうか。
2017.07.26
マッチングアプリは、必然に。
2017年、東京での“当たり前”な出会い方。 それは社内恋愛でもお食事会でもなく、間違いなくマッチングアプリだ。 しかしオンライン上での出会いに、抵抗を示す人は未だ少なくない。今まで難なく自分の生活圏内で恋人を探してきた男女なら、尚更だ。 商社で秘書として働く、桃香(30)もその内の一人。 ―マッチングアプリなんて、私には関係ないわ。 そう思っていたある日のこと、桃香の価値観を揺さぶる、ある出来事が起こる。
2017.07.26
港区内格差
港区であれば東京の頂点であるという発想は、正しいようで正しくはない。 人口約25万人が生息するこの狭い街の中にも、愕然たる格差が存在する。 港区外の東京都民から見ると一見理解できない世界が、そこでは繰り広げられる。 これはそんな“港区内格差”を、凛子という32歳・港区歴10年の女性の視点から光を当て、その暗部をも浮き立たせる物語である。
2017.07.26
エーデルワイフ
東京の年頃の女性たちは、容赦なく選択を迫られる。 結婚する、しない。子どもを産む、産まない。働き続ける、働くのをやめる。 2017年の東京を生きる大人の女性が、悔いなき人生を歩むために身につけるべき「品格」とは? その答えは、彼女たちの先輩である「エーデルワイフ(高貴な妻)」こそが、知っている。
2017.07.23
ホムパのお作法
呼ぶ方にも、呼ばれる方にもお作法があるホームパーティー。 人格やマナーが試される場でもあるが、その正解を知らぬ者も多い。 都内の様々な会に参加し、その累計回数は約100回にものぼる29歳の優子が、多角的な視点でホームパーティーを評論してゆく。
2017.07.20
女が女になる年齢
30歳までには―。 東京のいたるところで、呪文のように囁かれるこの言葉。 そのせいか、年齢を重ねることを嫌悪する女は多い。 だが、女には、女になる年齢があるのをご存知だろうか。 それが30歳なのかもしれない。 その時こそ、真の女としての人生が始まるのだ。
2017.07.19
女子会するなら、やっぱり表参道!
人気アパレルショップやサロンが軒を連ねる東京随一のスタイリッシュな街「表参道」。 舌のこえた業界人のオフィスも多く、飲食店のレベルも高い。そんな街で繰り広げられるのが大人の女子会だ。つねにアンテナを張っている彼女たちは、その場に新店を選ぶ。そして、同性だけということもあり、ざっくばらんにビールを楽しんでいるのだ。 ここではハイセンスな新店を厳選。
2017.07.16
中目黒の夜
交通の便がいいとは言えないが、友人と静かに飲むのに最適な街が「中目黒」。 そこはかとなくクリエイティブな香り漂う大人たちが、仲間内だけでしっぽり楽しんでいる街として“中目飲み”がステイタスになった時代も。だが今は高架下の開発で若干“恵比寿化”。 ゆえに、昔から仲の良い友人と飲むなら、目黒川沿いの落ち着く店で、ゆっくりと飲み続けられるビールを片手に語らいたいものだ。
2017.07.13
東カレ的デートプラン
いつの時代も、気になる女性をデートへと誘う時、男性は少しばかり心許ない気持ちになる。 「この前、先輩と来たんだけどさ」 なんて言って、本当は意中の相手とのデートコースの予習をしていたなんて、恥ずかしくて言えるはずがない。 同じく「昔の彼女を連れてきたことがあるお店なんだよ」などとも、口が裂けても言えない。 男性は、デートコースに四六時中頭を悩ませている。 そんな東カレ男子たちに、ささやかな処方箋を贈る。
2017.07.08