フリーランス女の収支 Vol.5

「サロネーゼなんかと一緒にしないで!」女性経営者の譲れぬプライド

SNSに複数の肩書を連ねる女たちがいる。

サロネーゼ / ライフスタイルプロデューサー / パーソナルスタイリスト / PR...。

会社には属さず、自らの力で生きる“フリーランス”の道を選んだ女たち。

彼女たちは本当のところ、どんな仕事をして、どれほどの収入を得て、どのような生活を送っているのだろうか。

一見、好きなことしかしていないような彼女たちの、その実態に迫ってみよう。


<今週のフリーランスの女性>

名前:加奈子(33歳)
前職種:貿易関連会社勤務
現職:オーガニック化粧品会社 経営
年商:約3,800万
年収:約420万
住居:代々木上原
結婚:未婚

サロネーゼは、個人事業主。そことは違う経営者


加奈子さんは、若い女性を中心に人気を誇る、オーガニック化粧品ブランドの経営者だ。

元々肌が弱く、アレルギー体質だった加奈子さん。

自身の経験をもとにして開発されたコスメは人気を博し、オーガニックコスメ好きの間でじわじわ口コミで広がり、今に至る。

しかしここまでの道のりは、決して平坦ではなかった。

「最初は全く軌道に乗らず、何度も影で泣きました。法人化した以上、途中で投げ出すわけにも行かず...」

だからこそ、加奈子さんは許せないことがあるという。

「経営者です、と名乗るサロネーゼ。彼女たちはサロネーゼであって、経営者ではない。会社を起業し、経営している私たちと一緒にしないでほしい。」

近年のサロンブームで、女性は自分の好きなことをして稼げる時代になった。しかし実態は個人事業主が多く、法人化している女性はまだ少ない。

「起業することと、趣味程度でサロンを開くことは全く違う。」

そう話す加奈子さんの口調は強い。

「法人税だけでなく、税金に従業員の給料と保険料、毎月の税理士報酬など想像以上にお金がかかることを、彼女たちは知っているのでしょうか?」

彼女がここまでサロネーゼを嫌うのには、理由があった。

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